教育講演会

出来事

午後7時30分から笠田小学校PTA主催の教育講演会があった。
「日本とアメリカの教育の違い」という表題での講演だった。講師はぼくの同級生のHさんで、話は1時間だった。講演をしたことがないと思うが、実に堂々とした話だった。
中身のある話だったのに参加者は30人程度だった。
いつも参加が少ない。
アメリカのシアトルの近くにある市で暮らしていたというお話は、興味深かった。
アメリカでは、子どもは18歳になったら家を出るという。大学も奨学金を受け、生活費は自分で稼ぐことも多いらしい。友だち同士でシェアハウスなどを共同で借りるケースも多い。
アメリカには塾がない。存在していないという話だ。
学校には教科書がなく、先生によっては、15冊ほどのworkbookが使われる。子どもの理解に応じて先に進む子とゆっくり進む子に分かれてくるという。子ども同士が比べられることはなく、競争は自分とおこなわれるだけだという。
親は学校に頻繁に足を運び、ボランティアをおこなっている。先生の仕事をサポートし、テストの点を付けるお手伝いもあるという。そういう支えの中で先生は子どもに教えることに専念できるらしい。
子どもたちは学校が大好きで、不登校や引きこもりという問題はないという。
日本の教育の何が問題なのだろう。


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出来事

Posted by 東芝 弘明