おかあさんコーラスの大会

雑感

掃除をする時間があった。終わってから10時20分すぎに家を出た。和歌山AEONに着いたのが11時25分頃。掃除をしたら喉が渇いたので笠田のローソンでコカコーラゼロを買った。これを車の中で飲むとトイレに行きたくなった。AEONに入りトイレに行ってから島村楽器の横のロビーにあるソファーに座った。娘はまだ来ない。

電話をかけると、まだバイパスの乗り口に差し掛かっていないということだった。未来図書という本屋さんに行って、新書版の背表紙を物色した。オープンダイアローグの本を見つけたいとも思っているが、これは、ネットで検索した方が見つかりそうだ。この関係の本を何冊か読むことによって、相手の話をトコトン聞くことの重要性をつかむことができた。会議の中でも耳を傾けて話を聞くことが、大事だということが見えてきた。相手の話を深く聞けば、対話が始まるという気持ちになる。

娘が到着しそうな時間になったので、もう一度島村楽器のところに行った。しばらくして電話がかかってきたのでAEONの外に出た。60メートルぐらい先に電話をかけている娘を発見した。車に乗せて向かった先は和歌山城ホール。玄関前ではイベントがいくつか実施され、若い人が集まっていた。弾き語りのコンサートが行われている感じだった。

「第47回全日本おかあさんコーラス 関西支部和歌山大会」が行われ、県内のコーラスグループの9チームが出場し、この中に笠田ひまわりコーラスが出場した。出演は6番目だった。12時30分から出演だと聞いていたので、間に合うように2人で大ホールの扉の前に立った。

娘の脳は音楽用に発達しているので、音に対する感覚がぼくとまるで違う。ハーモニーの色分けができる。アルトとソプラノの音がどうのとか、音が前に飛んでこないとか、ピアノの音とコーラスのバランスが悪いとか、歌詞が聞こえにくいとかの違いとバランスを聞きながら語る。ぼくの方は、聞いていると眠たくなるなあ、という感じだった。アルトとソプラノの違いなんて分からない。「一つの音に聞こえる」と言うと、娘は「耳鼻科に行った方がいいで。看てもらい」と言われた。

脳には可塑性がある。時間はかかるが、体全体で訓練を受けていくと、外界からの刺激の違いに脳が反応して、いろいろな物事を峻別できるようになる。感覚が研ぎ澄まされていくと、同じ情報と向き合っても、全く違う捉え方ができるようになる。人間の能力はすごいということだ。娘とぼくの音楽に対する感覚の違いは歴然としている。ただし、社会的な出来事を峻別する力は、ぼくの方がかなり高い。それは、どの分野に人間が長けていくのかによって違ってくる。30歳で議員になり、議案や予算や社会制度について、悪戦苦闘してきたことによって、身体に染みこんで身についたことはたくさんある。

努力しないと人の能力は伸びない。日本共産党は、社会のために立ち働くことによって、自分自身を高めるという組織。自己の成長と社会の発展が一体となった組織。ここが面白い。


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 和歌山県情報へにほんブログ村 政治ブログへにほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へにほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

雑感

Posted by 東芝 弘明