和歌山住民要求研究集会

雑感

和歌山市内で和歌山住民要求研究集会があったので参加した。
午前の記念講演では、戦後、低賃金を基本にした薄利多売の大量生産モデルが、高度経済成長を生み出したが、その基本を変えないまま今に至って、このモデル自身が破綻しているという話がおこなわれた。ヨーロッパは、中小零細企業、個人商店が保護されていて、ここが手作りの本物の工業品を生産しており、この上に大きな企業も存在しているのだという。日本は、中小零細企業を保護する政策がないなか、本物の製品を作って、修理しながらそれを長く使うという文化がなくなってしない、住宅も含め、使い捨ての製品が圧倒的になったのだという。
日本は、過去から続いてきた文化を破壊してしまい、どの地域に行っても同じチェーン店が町中にあり、それぞれの地域における特色がどんどんなくなっているという話もされた。

これらの話は、地域の再生は、文化の再生、個人の再生としてもおこなわれるべきであってという話につながり、商業振興政策として、様々な分野でがんばっている人々の生業、営業、経済活動を支援すればいいのだという話へとつながった。

面白いなと感じた。
午後は、地域経済の分科会に参加して、民商の方の報告、串本における地域観光の取り組み、和歌山市におけるカジノ反対の運動の報告を受けた。今回は質問もしないまま話を聞いた。

風の吹く寒い1日だった。お昼は、会場の外に食べに行った。五穀米とお肉の多い野菜とお肉の味噌炒めを食べた。帰り道、ファミマに立ち寄って、コーヒーとシュークリームを買った。自宅に戻ると5時半頃だった。


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雑感

Posted by 東芝 弘明