特急券の払い戻しが実現した

雑感

娘から電話があった。
「JRからメールがあって、3人の特急券、払戻してもらえるようになった」
「えー、すごいね」
8月16日、6時間もかかって新山口から新大阪に到着した。台風7号の後、静岡県で線状降水帯が発生し大雨になったので、到着が遅れてしまった。新大阪駅は人で溢れかえっていた。人の間を縫うように歩き、新大阪駅の自動改札を通過した。その時、特急券が2枚、機械に吸い込まれ、娘の分だけが赤い字で払い戻しの刻印が押されて戻ってきた。
2時間以上特急列車が何らかの原因で運行が遅延したら、特急券は全額払い戻されるというルールがあることを知らなかった。3人は、旅行のスーツケースのカートを引っ張って、JR難波駅のみどりの窓口行こうとなった。一緒にチケットをクレジットカードで購入したので、1枚特急券があったら証明できるのではないかという思いがあったので、列に並んで話を聞くことにした。30分ほどかかって待って話を聞くと、駅員は
「東京から博多までの新幹線は、JR東海の管轄なので新大阪に行き、事情を伝えてほしい。このみどりの窓口はJR西日本なので管轄が違う。このケースの場合、何万枚かある特急券の中から、あなた方の特急券を探してもらう必要がある。払い戻しを受けるためには現物が必要だ」
そう説明を受けた。
しかし、もう一度難波から新大阪に戻ったとき、人はさらに増えていた。
「もうしんどくなってっきた。あきらめたい」
娘の一言が3人を動かした。
「帰ろう」
3人は難波発5時20分ごろの急行にのって橋本市に帰ることにした。
電車の中でJRの問い合わせ窓口に、特急券2枚が自動改札の機械に吸い込まれ、1枚だけ手元にあることを書いてメールした。
これで特級代が戻って来なかっったら諦めようということにした。4600円×3人分のうち、娘の分だけ特急券があるので払い戻しを受けることができる。猶予期間は1年間ということだった。

しばらくするとJRからメールが来て、大阪駅のどの改札口から出たのか聞かれた。中央改札口か南口か。よく分からなかったが、南口かもしれないということにして、娘は手元のある特急券の情報や購入したときのクレジットの状況などを伝えたらしい。

8月29日、JRからメールが来た。1回目のメールを打ってから13日目のことだった。
改札機の中から1枚特急券を発見したが、もう1枚は発見できなかった。しかし、購入状況なども確認できるので、今回は状況を勘案して、2人分の特急券の料金を払い戻します。というのがメールの内容だった。
驚いた。本当に大量の切符の中から特急券を探し当てるんだ。JRはすごい。ありがたい。

これは神対応だと感じた。ブログにも書いておこう。読んでいただけたら人の役に立つ。写真は新山口駅で見たキティちゃん仕様の新幹線。


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雑感

Posted by 東芝 弘明