日本共産党の値打ち

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「税金と年金のことを聞きたい」
こんな電話が入ったので、電話の主の自宅におじゃました。
「これだけ痛めつけられているのに自民党に入れるのはあほや」
こんな発言が飛び出した。
「この人に入れてくれ」と頼むと「その人は当選するのか」と問い返された。「しかし、そんな問題やないやろ」
この方はそう言った。
「日本人は、自分の投票した1票で政治を変えた経験がない」
姜尚中さんの言葉を思い出した。
自分の信頼できる党に投票して、政治を変える、このことに対する確信を広げる必要がある。
増税の怒りは民主党への期待になって渦を巻きはじめているのかも知れない。
しかし、自民党と同じスタンスに立って、企業に団体献金を依頼している民主党は、どれだけ自民党と違うのだろうか。
今回の庶民増税は、大企業に対する大減税の穴埋めとしての性格をもつ。構造改革の中で大企業減税が先行的に実行され、庶民大増税が準備されてきた。この流れが、まさに構造改革だった。
民主党は、この構造改革を推進してきた。小泉さんの時代は、自民党以上にもっと構造改革をというのが民主党の主張だった。
しかし、今は、格差是正を中心に訴えている。
だとしたら、大企業に増税を求める必要がある。果たして、民主党は大企業に対して負担増を求めるのだろうか。
多くの人の中にも、構造改革というものの本当の姿が見えつつあるのではないだろうか。
「改革を止めるな」というスローガンが実現したのは、大増税だったし、公明党が盛んに宣伝した「年金100年安心」は、「今日も含めて不安」というものに他ならなかった。
自民・公明・民主に願いを託し、希望を語れるのか。暮らしは良くなるのか。
今回の選挙では、このことを訴えていきたい。
日本共産党に対案はあるのか。こういう疑問をもつ方もいるだろう。
答えは明瞭である。
日本共産党は、大企業に応分の負担を求め、国民所得を向上させる、雇用の安定化を図り、この方向で政治を転換する。日本国憲法を守り、アジアの一員として非同盟中立の外交を推進する。という大きな方針をもっている。この変革の方針は、日本共産党綱領に書かれている。この変革の方針こそが、構造改革をストップさせたあとの改革プランになる。
日本共産党の改革プランは、1960年以降、時々の情勢に合わせて発展させてきた。
マニュフェスト、この言葉を最初に使ったのはマルクスとエンゲルスだった。
この歴史をふまえ、日本共産党はいつも、変革の方向を見すえて活動してきた。
政治を変える。最も確かな力をもつのは日本共産党。この党には、こう胸を張るだけの値打ちがあると思っている。


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Posted by 東芝 弘明