学びの年にしたい

雑感

謹んで年始のご挨拶を申し上げます。

総選挙が行われる可能性の高い2012年が始まりました。今日は、午前中4時間ほど日曜版の配達を含む仕事を行いました。そのあと自宅に帰って家族3人でお雑煮とおせちを食べました。3時を過ぎてから天野の丹生都比売神社に初詣に行き、天野の方々とあいさつを交わしながら手を合わせてきました。
引いたおみくじは末吉でした。末吉からはじまる本年は、末広がりの年になればいいなあと思いました。

「一年の計は元旦にあり」という言葉があります。
今年は、昨年以上にたくさん本と文献を読んで、新たな知見を広げて自分の認識を発展させ、かつらぎ町の活性化の力になりたいと考えています。
日本の経済を活性化させるためには、労働者の賃金を引き上げること、医療や介護などの社会保障の分野で賃上げと雇用の拡大を実現し、少子高齢化に対応することによって、地域経済を活性化すること、第一次産業の再生を図ることによって地域経済を強いものにすることが必要だと思っています。この分野の問題では、社会保障への力の集中がどのような結果を生み出すのかを学習したいと思っています。まずは山家悠紀夫さんの本のいくつかを読もうと思います。農業の再生については、この分野の知見を広げて、模索をさらに強めたいと思います。

雑誌「経済」の学習を強めて経済に強くなりたいと考えます。議会では、議会活性化特別委員会が設置されました。議会改革に関わる本についても集中的に学びたいと思います。
憲法については、渡辺洋三さんの本をいくつか読んでみようと考えています。

文学の分野でも学習を強めたいと思います。小説の書き方について自分なりに研究したいと考えています。

本を読むことは、自分の認識を発展させるあらたな知見との出会いでもあります。中学1年生になる娘の疑問に答えられないことがかなり多く、娘との会話を大事にして、質問から調査を始めて知らないことを知るようにもしたいと思います。
新たなことを知る上で、インターネットは極めて役に立ちます。大事なのは、知り得た情報を鵜呑みにしないことです。インターネットで調べたことは結論ではなくて出発です。知り得たことを出発にして、そのことをさらに確かめたり、現場にいって調査したりして事実を確認しながら学んでいけば、インターネットは、非常に大きな力を発揮するものになります。

ぼくは議員なので、議会ごとの調査や一般質問の準備は、認識を大きく発展させる契機になります。大事なのは質問をまとめることではなく、準備の過程でできるだけ新たな視点や知見を得ることです。この過程には新しい自分なりの発見や感動があります。この新しい知見の発見と感動が、質問の大事な核になります。起承転結という文章構造で質問は組み立てませんが、新しい発見と感動は、「転」の役割を果たします。
感動のない質問では、人の心は動かせません。自分自身が感動しなければ、質問の相手を感動させることはできません。

学ぶことは、生きる力に直結します。
今年もよろしくお願いいたします。


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雑感

Posted by 東芝 弘明