WindowsとMacとエアロバイクの物語

出来事

午前中、Windows8.1を使っている人が事務所にやって来た。
「分からへんねん、東芝さん」
にぎやかに対応した。初めて触ったが、ソフトの終了の仕方が分からない。ノートパソコンなのにタッチパネルというへんてこな仕様になっている。画面を触るとフォルダを作ったりして悪さをする。
「複雑にしてどうすんねん」とMicrosoftさんにいいたい。
これは進化ではなくて、混乱そのもの。

午後は、岩出市の方に会った。和歌山大学の放送大学に行っている方で、かつらぎ町に足を運んでくださっている人だった。和歌山大学との提携が豊かに発展すればいいのにと、つくづく思う。

夕方、珈琲を飲んでしまったMacBookProを京都の城陽市に送った。半年間、仮死状態の末に自力復活をとげたマシンだ。OSXLionをMavericksに変更し、初期設定して発送した。使えそうな旧バージョンのソフトをあげたかったのだけれど、新しいOSに未対応だったり、認証の問題があるので断念した。おそらく、iWorkとiLifeのソフト群は無料でインストールできるので、使い始めることはできると思われる。
書き忘れたけれど、日本語入力はATOKを買った方がいいだろう。

クロネコヤマトに発送に行くと、ばったり同級生に会った。コンピューターのシステムエンジニアだったヤツで、最近、Macのことを知って、完全に心がMacに移行した御仁だ。クロネコヤマトのカウンターで、Macの話になった。
「ただで京都の人にあげんねん」
「オレが欲しかったわ」
「ブログに書いたら、早速ほしいと言う人が出てきてね。珈琲こぼして半年間死んでたヤツやから、お金は入りませんということで、あげることにしたんや」
「ネット見とかんと損やなあ」
「5年前のやで」
「いい、いい、十分や、まだまだ使える」
「朝、Windows8.1使ったんやけど。ものすごく分かりにくいわ」
「オレ、一応プロやろ。この前8.1触ってみたら終了の仕方が分からんで、15分もかかったわ」
「あれはあかん」
「あかんでなー」
こういう会話になった。クロネコヤマトは喫茶店ではないのにね。
そんな、こんなで、ぼくのMacBookProは、第2の人生を送るがごとく、京都に旅立って行った。

事務所にエアロバイクが届いたので、自宅に持ち帰って夜組み立てた。中国製だった。やっぱりね。中国製品との付き合いの歴史は、銭失いの歴史だったのだけれど。
「お父さん、ねじ曲がってるんと違うんか」
「いい、いい、中国製やから。止めたらうまいこと行くって」
「ほんまやなあ」
中国製品は、雑にファジーにできている。
MacBookProも、長い間中国で製造されてきた。最初は初期不良が多かったが、今は中国工場から来るマシンでも、実にきめ細かくできている。Appleの教育水準は高いと思われる。

さて、完成したので自転車をこいでみる。やっぱり。
電気が点かない初期不良だった。
返品を決意した。
Amazonなのでお金は戻って来る。
ただし、ていねいに分解してコンポに戻さなければならない。
トホホ。


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Posted by 東芝 弘明