Mac──洗練された機械には、深い哲学がある。

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A4サイズのノートパソコンは、10万円を切る時代になっているようです。
ハードディスク500ギガ、メモリ4メガ、これだけあっても9万円台のパソコンがネット上では販売されています。
そのなかで、MacのMacBook Proは15.4inchになると16万8800円します。しかし、このノートパソコンは、決して高くない買い物だと思います。
価格コムで検索すると同じ程度の価格帯のノートでは、Panasonicに「Let’s note S9 CF-S9JWGCDS」というノートがありました。
性能については遜色ないようです。
画面の綺麗さや使い勝手の良さを比較すれば、MacBook Proの良さが浮き彫りになるかも知れません。
そういう点では、Macは安くなったと感じます。
ぼくが、Macintoshに乗り換えようと決意したのは、1998年頃でした。MS-DOSからWindowsへと移行し、Windows95を使い始めていたように思いますが、そのなかでMacへと乗り換えました。
交通事故に遭い、橋本市の整形外科病院のベッドの上で、MacPowerという名の雑誌を読みながら、購入を考えていたのがその1年前でした。
松葉杖をついて、雑誌を買いに本屋さんまで片足で歩いて行き、足が腫れ上がってリハビリができなかったというようなこともありました。
その頃のPowerBookという名のノートはとても手が出ない代物でした。なにしろ1台70万円という途方もない値段がついていました。
まだ、OSはMacOS8.0の頃だったと思います。
現在のノートのようにデザインが洗練されるようになってきたのは、スティーブ・ジョブズが電撃的にアップルに復帰してからのことです。
アップルは、次期OSのシステムをめぐって、どの企業を買収するかで揺れていました。最終的に判断をしたのは、創設者であり、アップルから追放されていたスティーブジョブズのNEXTという会社を買収することでした。
この人のもとで打ち出されてくるMacのデザインは、次第に洗練されていきました。また、性能の飛躍的な向上に反比例するかのように価格は下がっていきました。
デジタルハブ構想というものが打ち出され、そのあと電撃的に登場したのが、iPodでした。
Macは、テレビや音楽、映像制作、プレゼント、携帯電話などどつながり、今日に至っています。
ぼくは今、MacBook Proのなかで一番速くないマシンを購入しています。しかし、これで十分だとおもっています。ハイスペックとの違いは、CPUのクロック数の差とハードディスクの容量差だけです。価格も数万円の差です。
使っていて楽しい機械というのは、いくつもありますが、MacBookはその中でも群を抜く存在だと思っています。
「綺麗なビラを作りたい」
WindowsからMacへと乗り換えた理由でした。その夢は十二分に叶えられました。作れないとすれば、ぼくの腕の低さと印刷に至る機械の性能の低さによります。
「綺麗なプレゼンをしたい」という夢が最近はここに加わり始めています。PowerPointしか知らないプレゼンテーターに、keynoteをみせてあげたら、驚くだろうと思います。テレビコマーシャルのようなプレゼンができるのですから。
シンプルで洗練されたデザインの機械には、深い哲学がある。アップルについては、そう思っていただいてよろしいかと存じます。


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Posted by 東芝 弘明