Bento２で台帳作り
簡易データベースの「Bento2」というソフトを買って支持者の台帳を整備しはじめた。データベースを作るためにレコードを一つ一つ定義していた時代からすると隔世の感がある。一覧表とカード型データベースがいとも簡単に出来上がるのに驚きながらも、高機能を求めるのは贅沢というべきだろうか。
このソフトは、簡易データベースというだけあってほしいなと思う機能さえないという弱点もある。
アップルがこういうソフトを作ったら、安価でも非常に面白いソフトを作るだろうなあと思う。
そのいい例が、Keynote（キーノート）だ。このソフトは、表計算とワープロ（簡易レイアウトソフト）とプレゼンテーションがパッケージになったもので価格は8,800円だ。この値段で2万数千円もするパワーポイントをはるかに凌ぐ性能を持っている。素人が作っても映画のようなプレゼンが出来上がる。最新のものは、極めてビジュアルに動的に写真を見せることができる。
今までは、宛名職人の住所管理の機能を利用して支持者台帳を管理していた。宛名職人は、便利な機能満載だが、データベースとしてカスタマイズができないので自由度が低い。一覧表への入力がしにくいなどのデメリットがある。ただし、一括入力がかなり自由にできるといういい面もある。というか、データベースなら一括入力ができそうなものだが、このBento2（ベント－2）はそれができないという変わり種のソフトだ。データベースのくせに誕生日から年齢を割り出すなどの作業ができない。表にエクセルの計算式を記入してもサポートしていないので入力を拒否してしまう。レコードに表計算の関数を設定できれば、かなり高度なデータベースになるが、4,000円台のソフトにそれを求めるのは、高望みなのかも知れない。
この2つのソフトのいい所をたして２で割ったらかなりいいソフトになる。無い物ねだりだが、bento２が３にバージョンアップするときに欠けている機能をおぎなってほしいなと思う。
そうすれば、非常に使い勝手のいい安価なデータベースができる。
