負担増、限界を知らず。

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後期高齢者医療保険制度の見直しを求める署名をお願いしながら集金をしている。
制度のひどさを知りつつある人からは、非常に強い怒りの声が返ってくる。
「8月1日から医療費の負担が3割になった。医院で医療保険証をだしたら、8月と9月の不足分の2割支払うことになった。1万円以上不足分を支払った」
今日はこんな話が出てきた。
後期高齢者医療保険では、75歳以上の医療保険は年金から天引きされる。国会答弁は、“介護保険と後期高齢者医療保険で、年金から天引きされる額が50%を超えないようにする”というものだった。
5万円の方は、2万5000円までにとどめるという話だ。
社会保障の財源確保のために、消費税を17%に。
でも、非課税のほとんどないわが国の消費税を17%に引き上げたら、直接税の非常に重い負担プラス世界最高の消費税を実施する国になる。
直間比率の見直しという議論があったが、それは、直接税を引き上げるとともに、間接税を引き上げて、世界に類を見ない増税を実現して、50対50にするという話だったのかもしれない。
国民には負担しきれない限界点がある。
それでも、国は、大企業に国際競争力をつけるために、大企業減税を進めなければならないし、国民には増税を押しつけなければならない。大企業の税金は、実効税率で30%に。社会保障負担はゼロに。そのために消費税は17%に。
何て綺麗な税制改革だろう。
ご都合主義という綺麗な花が咲いている。
美しすぎて涙が出る。
でも、綺麗な花には、狂気が宿る。
衆議院選挙で、自民党に入れたら、国民生活が今以上に破壊される。そのことだけは忘れないで。


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Posted by 東芝 弘明