オール電化にするかどうか?

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灯油が高いので冬、ファンヒーターを使うかどうか、本気で悩んでいる。
オール電化にするかどうかも選択肢に入ってきた。
関西電力に電気代がどうなるのかシミュレーション(シュミレーションは誤り:しかし、どうも発音はシミュと言いにくいので多くの人はシュミと言っているようだ。かくゆうぼくは、何度練習してもシュミレーションと言ってしまう。この発音はなかなかむつかしい。)してもらった。
するとオール電化で月に4000円の節約になるという結果が出た。
オール電化にすれば、はぴeプランという割引きを活用できる。これだけで10%電気代が安くなる。また深夜の割引が大きいので、今日のように夜遅く起きていても電気代がそんなにかからないというメリットが出てくる。
初期投資の費用をすべてローンでまかなうという方法もあるらしい。節約できた光熱費をローンにまわせばいいという話なので、検討しようかなという気持ちになりつつある。
関西電力の原発による発電に依存するようで、なんだか座りごごちが悪いけれど、燃料高騰に背に腹は替えられないという感じ。
オール電化という話は、実は、信じがたい話でもある。
子どもの頃、夏の甲子園をテレビで見ていると、毎日のように「節電にご協力ください。関西電力です」というテレビ画面の半分を使った帯状のコマーシャルが流されていた。あれから30数年。関西電力は、かなりの原発を作ったということだろう。
20歳の夏休み。友人と美浜の方に海水浴に行ったときに美浜原発で冷却水の関係で事故が発生した。その時は、放射能の漏れを心配した。
美浜原発で検索すると2004年の「美浜原子力発電所3号機2次系配管破損事故」のことが検索に引っかかってくる。この時は、4人死亡、7人負傷と発表されている。
関西電力は50%を原発に頼っている。オール電化はこの構造の上に成り立っているビジネス。深い矛盾の中にある。
人間の生活は、快適さとともに深い矛盾のジレンマを抱えている。
「北の国から89帰郷」で黒板五郎さんが、居酒屋で酔っぱらって、自家発電を純が作ってくれたといい、「俺は北電の世話になっていない」とくだを巻いていた。
人間の性、文明の業というものの上にぼくたちは生きている。


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Posted by 東芝 弘明