「あの人の演説はなぜ人を動かしたか」を読んで

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「あの人の演説はなぜ人を動かしたか」
川上徹也さんの本を読んだ。M先生から借りた本だ。
演説は、ストーリーを語るように話をすればいいという書き出しから始まり、人を感動させる演説には、「①何かが欠落した、もしくは欠落させられた主人公、②主人公がなんとしてもやり遂げようとする遠く険しい目標・ゴール、③乗り越えなければならない数多くの葛藤・障害・敵対するもの」、という3つの要素が含まれていると指摘している。
ただ、小泉純一郎、田中角栄、バラク・オバマ、ジョージ・W・ブッシュ、ジョン・F・ケネディ、フランクリン・ルーズベルト、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの演説を同一レベルに扱い、論じているのには、少々違和感を感じた。
この時の演説が歴史を変えたというようなとらえ方で書いているのにもかなりの違和感を感じた。
しかし、物語を語れということや、欠落した主人公が、どうしてもやり遂げたい遠い目標をもって、乗り越えなければならない試練に立ち向かっていくという話は、参考になった。
ぼくの演説にも生かしたいと思う。


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Posted by 東芝 弘明