訪問先で

2010年6月12日未分類

訪問先で話を聞いているとその人の思いが胸の中にしみ込んでくる。
人は、さまざまな苦しみや悩みを背負って生きている。その思いを聞いてくれる人を探しているのかも知れない。
人の話を一生懸命に聞くという行為は、人生を共有するような感じがし、心が動く。
どれだけ深く学習を重ねても、人間は知らないことの方がはるかに多い。
知ったかぶりだけはしたくない。
人の話を聞ける人間でいる間は、まだ謙虚な気持ちを持ち続けられる人間として生きられるとも思う。
なかなか訪問は進まないけれど、苦労話や幸せそうな話などを聞きながら歩くと、なんだか自分の心が洗われるようで、新鮮な気持ちになる。
今日はそんなことを考えさせられた訪問だった。