家の掃除

出来事

今日は、自宅の掃除を一人ですることになった。食洗機に食器を入れ、洗濯を干してから本格的に掃除を始めた。階段の拭き下ろし、廊下と客間の掃除機がけ、脱衣所、洗面所の掃除機かけ、拭き掃除をして掃除機をかけということを繰り返して掃除が終わったのが12時前だった。一人だったので、チキンラーメンに卵とたまねぎ、ペッパービーフを炒めたものを載せてお湯を注いだ。3分待って食べて、ドラマを1本見て事務所に行った。

事務所で後期高齢者医療の予算に対する反対討論を書いた。国は、毎年社会保障費の自然増を抑制し続けてきた。この5年間の抑制額は合計で3兆4000億円にも及ぶ。自然増というのは、医療などが高度化したり、高齢化が進むことによって社会保障費が上昇するのを抑え込むということだ。現行制度のままであれば社会保障費はこれだけ伸びるということに対して、伸びを抑えるためには、制度を改悪して国民負担を増やすしか方法がない。
自然増の抑制=制度の改悪に他ならない。
この方針を続けるかぎり、どうしても毎年社会保障制度を「改正」して、国民に負担をかけないと抑制はできない。小泉さんが政権を担当していた時代から自然増の抑制が図られてきた。国民にこのことがきちんと伝わっているだろうか。

社会保障がどんどん高騰するから削減することもやむを得ないと思っている人も多いだろう。しかし、ことは国民の暮らしに直結している。自分たちの生活を破壊するような社会保障の改悪に反対しないと負担増は際限なく続く。
後期高齢者医療は、9割と8.5割軽減を廃止し7割軽減に戻そうとしているし、被扶養者であった配偶者の所得割の負担なし・均等割の9割軽減という制度も廃止しようとしている。平成30年度中に窓口負担を2割にするかどうかの結論も出そうとしている。ここまで来ると、後期高齢者医療は負担増の暴走状態なっている。4割が80万円以下の年金しかないのに、どこまで負担できると考えているのだろうか。

反対討論を書き終えてから映画「母」(小林多喜二の母の物語)の宣伝用DVDをMacで見た。寺島しのぶさんの母がいい。この人は本当に演技が上手な人だと思う。登場して穏やかに話すセリフを聞いているだけで涙が出てくる。
「多喜二、ほら立ってみろ、もう一度立たねか」
寺島さんは、このセリフを語りかけるように話した。
もっと勢いよく語るのかなと思っていた。多喜二を失った母の悲しみが伝わってくる語りかけだった。


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出来事

Posted by 東芝 弘明