身の回りの物は、さまざまな豊かさを秘めている。

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自分のまわりにあるさまざまな物には、それぞれの歴史があり、しかもそこには、豊かな物が詰まっている。多くの物は、かつては商品であり、それぞれの商品は、非常に多面的な豊かさをもって存在している。
たとえば、ボールペン。インクの性質だけでもものすごい。ペンの先にはくるくる回るボールがあり、ボールペンの呼称はこのボールに由来するものだろう。
インクは、逆さまにしていても液漏れしない。液漏れしない粘りのあるインクが使われている。愛用のトンボのボールペンは、4色インクだ。細いインクの入っている替え芯のようなペンでどれだけの文字が書けるだろうか。メーカーは、書ける文字数についてもカタログスペックのようなものをもっているだろう。
愛用のボールペンは、スーパーで買えば280円程度だ。それぞれの色のノックを下げると自動的に色が入れ替わる。激しく動かしても引っかからない。シンプルな作りにもかかわらず、かなり高度な技術が詰まっている。
紙。家の中にある紙だけでも千差万別だ。水にとける紙もあれば、水を弾く紙もある。ビニールでコーティングされている紙もあれば、印画紙のような紙もある。
油汚れを簡単に落とす洗剤、泡切れの早い洗剤、お湯を注げば、3分間で出来上がるチキンラーメン等々。
人間は、ハイテクなものの中で暮らしている。
身の回りの一つ一つの物には、高度な技術が惜しげもなく盛り込まれている。
一つ一つ、開発の歴史を聞けば、驚くことが多い。
そういう話を聞くのが好きでもある。


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Posted by 東芝 弘明