改憲手続法案、可決成立。

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改憲手続法案(国民投票法案)が可決・成立した。志位さんのインタビューをネットで見た。
戦いはこれからだという話は、本当のことだと思う。
日本国憲法改正の焦点は、憲法9条にある。これ以外の、国民の関心を引くことは、9条改正のための布石にしかすぎない。
自民党はすでに憲法改正案を党で決定し、以前、新聞には全文が掲載されている。日本国憲法前文が全面的に書きあらためられ、自衛隊は自衛軍になることが定められている。
自民党の憲法草案については、2005年11月3日に、自分なりの意見を書いたことがある。
何のための改正かは、極めて鮮明になっているといっていいだろう。
報道ステーションを見ていると、憲法改正の本質をごまかして、大学教授らしき人がいろいろな解説をおこなっていた。9条を変えるところに中心点があるのに、国民投票の投票率に下限を設けないで、とにかく投票の過半数さえ獲得すれば、憲法改正はできるとしたところに本音が透けて見えている。
公務員が、自由に憲法論議に参加できないという地位利用禁止の規定は、国民に自由な討論を保障しないものだ。公務員は、法の番人として戦後一貫して日本国憲法と法律に向き合ってきた。いわば、最も日本国憲法を大切にしてきた方々だ。公務員の中には、賛成の方も反対の方もいるだろう。しかし、憲法と向き合ってきた公務員の方々は、日本国憲法改正について、かなり深く語れる位置にある。これらの方々を最初から議論の枠外において、はたして、建設的な深い討議が保障されるだろうか。
国民投票は、選挙とは違うのに、選挙のような規制を設けていくのもおかしく感じる。
9条を守れ。この声を大きくしよう。


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Posted by 東芝 弘明