小田和正さんの曲
「小田和正さんの曲をかけると、どんな風景もきれいに見える」
というフレーズを見たことがあった。
昨日、レンタルで小田さんのアルバムを3枚借りてきて、iPodに取り込んで、車の中で聞いた。
確かに、景色がきれいに見える。感じがする。
iPodには、現在、1000曲を超える曲が収録されている。FMトランスミッタで聞いているので、車の中からCDをすべて一掃することができた。
FMで聞いても、ラジオのFMよりもずっと音がいい。少し、音の調整をおこなうとCDとそんなに遜色がなくなる。ただ、FMの電波は、一旦車の外のアンテナで受信するので、ごくまれにノイズが入る場合がある。
これは、電波の干渉によるものだと思う。
昨日は、手嶌葵（てしまあおい）さんのゲド戦記で歌っていた歌のアルバムも借りてきた。彼女は、日曜日の「題名のない音楽会」に出演して透明感のある歌を歌っていた。はじめて聞いた彼女の歌に心惹かれたので、探し回ってようやく見つけたアルバムだった。ゲド戦記の歌を歌ってブレイクした彼女は、清楚な感じのする人だった。
最近の曲の中には、じっくり歌を聞かせるものがある。一時、日本語のフレーズがまともに聞き取れない、アップテンポの曲が流行ったりしていたが、聞かせる歌へと流れが変わりつつあるのかも知れない。
iPodは、簡単に楽曲の管理ができる。アルバムのCDをiTunesに取り込むのに5分ほどしかかからない。iPodへの同期は、さらに時間が短い。
名刺のような大きさのiPod nanoは、胸のポケットに入れてもじゃまにならない。注意しなければならないのは、落とすことと踏みつけることだろう。それ以外に壊れることはまずないような気がする。
美しい景色の中に立って、その景色の中に染みこむような曲を聴いて、大きな木を下から見上げると自分が、景色と曲の中にとけ込んでいく。
自然と最先端の技術の融合、調和。ちいさな機器の中に豊かな音の世界がある。
アップルコンピュータ
Apple iPod nano 4GB ブルー MA428J/A
