「かつらいど」の取材に同行した
自治体問題研究所のOさんから、昨日連絡があり、役場の担当者にアポを取って、乗合タクシーである「かつらいど」についての取材に立ち会った。朝9時30分からの取材だった。改めて話を聞かせていただくのは面白かった。
自宅まで迎えに来てくれて、目的地まで送ってもらえる乗合タクシーは、議会が視察した福岡県八女市で実現しているものとほぼ同じものだ。かつらぎ町で工夫したのは、まちなかエリア(共通エリア)を幅広く設定したところにあるだろう。これによって、5台走っている乗合タクシーが四郷から新城まで一体のものとして運行されるようになっている。共通エリアは中飯降から高田までの全域であり、南の広域農道から北の広域農道までをカバーするので、山間部の人が、紀北分院やかつらぎ警察まで乗せてもらえることになる。
移動料金は1回600円。午前中に山間部から共通エリアに来て、午後帰る場合は1200円の利用料金が必要になるが、3000円で1か月乗り放題のチケットを運転手さんから買えるようになっている。こちらの方が断然お得ということになる。
コミュニティバスを活用し生かす方法も考えられており、行きはコミュニティバスで笠田駅まで、そこから乗合タクシー利用で紀北分院までという使い方をした場合は、乗り継ぎ券を発行してもらえるので、200円のコミュニティバス代だけで移動できるし、コミュニティバスで自宅に帰る場合は、乗合タクシー+コミュニティバスであっても200円ということになる。
コミュニティバスの利用を促進するという考え方が生かされているので、コミュニティバスの利用も増えているという。
地域公共交通問題は、衰退する地方自治体にとって共通の悩みになっている。この問題を単なる自治体の努力に押し込め、特別地方交付税対応ですませている国の在り方が問われていると思う。








ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません