民設民営の給食の中でも豊かな給食を実施するために

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ようやく腹の虫がおさまってきた。
民設民営の学校給食の実施を前提に、どのような委託内容がいいのかについて、検討していきたい。
できるだけ手づくりの学校給食を実施させるためには、それを保障できる調理員の人数確保が重要になる。
冷凍食品を増やしていくと、一次加工食品を大量に扱うことになるので、調理員の人数が少なくてすむ。しかし、たとえば、フライものもハンバーグも手づくりで行うことを想定すると、調理員の人数を確保する必要が出てくる。
食育の推進を本気で追求すると、手づくりで何処まで行うかが重要になる。
面白いのは、冷凍食品の比重を減らすと食材料費自己負担の方は安くなっていくということだ。一次加工食品である冷凍食品は、どうしても価格が高くなる。とくに学校給食用の冷凍食品は、国産のもの、安全なものを追求しているところが多いので、市販の輸入食材をベースにした冷凍食品よりも価格が高い傾向にある。
すべてを手づくりでまかなうことは不可能だが、米飯の設備を自前で備えることやフライもの、焼き魚などは、冷凍食品を極力少なくして欲しい。
学校給食で、一次加工食品を増やすのは、食育の観点からすれば問題がある。郷土料理や食材そのものの味を守り、本当のおいしい料理を追求すると、手づくりの給食ということになる。
子どもの頃から、おいしい食材、ほんものの味を覚えてもらうために、カツオブシや煮干しの魚、昆布などを使って出汁を取り、調理をするということを追求して欲しい。
大谷小学校の学校給食を生かした給食を実現するためには、「手づくり給食」へのこだわりをもつ必要があるだろう。
低コストの学校給食を実現するのではなく、食育のために充実した給食を求めたい。
これからは、この実現のために発言をしていきたい。それが、民設民営の中での建設的な努力になる。


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Posted by 東芝 弘明