30年ぶりに会った友人たち

雑感

大学時代、ぼくは、民青同盟という青年組織の仕事に就いて、学生も兼ねていた。その時代に毎日のように会っていた活動仲間に30数年ぶりにあった。あの時代よりも困難な状況下にあっても、みんな希望を失わず活動していた。20歳そこそこだった頃、時代が進めば社会も良くなると思っていた。80年代の初めは、70年代の高度経済成長の良き雰囲気がまだ残っていた。
「人類の進歩と調和」
70年万博のスローガンは、国民の共通した展望のようなものだった。時代は良くなるし、生活は良くなる。それは時代とともに。そう思っていた。

30数年経って、教育がおかれた現状は、30年前よりも確実に悪化している。反動的な内閣の誕生は、突然起こったものではなく、80年代と90年代を通じて準備され、小泉構造改革以後、ギアチェインジしたかのように悪化した。

危機の時代は、同時に希望を生み出すたたかいも生まれてくる。個人の尊厳を基本にした新しい連帯と自覚的な運動。この運動が未来を切り開くものになるかどうか。まさに正念場の時期にさしかかりつつある。


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雑感

Posted by 東芝 弘明