3月会議が終了した

雑感

昨日は、ブログを書いた後、さらに一般会計の反対討論に手を入れた。ブログを書いていると新しい視点が見えてきた。ブログを書きながら、文章を書く行為はものを考えることなのだということを痛感した。

ようやく3月会議が終了した。今回は議会準備に骨が折れた。党の雑誌である『議会と自治体』の2019年度の国家予算徹底分析の特集記事を全部読んで、そこに書かれていることが、予算のどこに反映しているのかを見極めながら予算書を読み解いていく。この雑誌を全部読んでから予算書とにらめっこをしたが、十分な時間が取れなかったので結局徹夜に近い準備状況になった。
一般質問の資料作成にも大量の時間が必要だった。資料作成は、手に入れた資料から何を読み取るのかに力点があるので、資料に手を加えて誰にでも分かるように整理する。そういうことをしないで資料を提示するだけになると、当局が資料を説明したりする。こういうのは本当に良くないし、質問としても面白くない。
一般質問で活用する資料は、自分なりの分析の視点が加わらないと、深い議論ができない。資料を読み込んでいくと分析はできる。分析しながらさらに新しい資料を追加していけば、質問に深みが出る。ぼくの質問は、一体何を質問で求めているかは、質問の表題だけでも鮮明に分かるようにしている。結論を明確にしているので、町当局の側からすれば、ぼくの質問を聞かないまま結論を出してしまっているかも知れない。しかし、深い議論をこれからも心がけ、提案するテーマに対して深く考えて答えを出すべきだというのが伝わるようにしたい。
町当局から資料の提出をしていただいたとしても、町当局が気付いていない視点を加えて質問を組み立てる努力をしている。今回はA3で4枚ほどの資料をA4-1枚の資料に作り替えた。こういうように自分の手で資料を整理し直している議員はまだ少ない。
もう一つは、質問におけるプレデンテーションのために資料を展開するということだ。自分の訴えたいことを資料の中に盛り込み、見ただけで何を訴えたいのかが分かるようにしている。質問の会をい重ねるたびに、このような資料の作成方法になってきたので、資料作成にかなり時間がかかるようになった。

できるだけ早く資料の作成にかからないと深い展開ができない。その点では間際になって準備するという傾向をあらためなければならない。日常的に違う仕事をして、それに追われていると問題意識が付いていけず、議会モードにならない。今回は、自分がどのような質問をするのか、すっかり忘れてしまい、宮井議員に教えてもらうということになってしまった。
完全に日常の仕事がオーバーワークになっているので、こんな状態になるのだろう。
自分の仕事の仕方を改善して行かないと、今のような状況は改善できない。

ぼくは、議会の中で一番古い議員になった。しかし、貫禄も出したくないし、えらそうにもしたくない。いつまでも新人議員のように質疑をして、問題点を明らかにし、議論を展開したいと思っている。大御所のような感覚になるのを徹底的に避ける。古手の大御所の議員みたいになると、どうしても上から目線の議員になってしまう。質疑の水先案内人でありたい。という自覚をもって議案に向きあいたい。


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雑感

Posted by 東芝 弘明