身を切る改革の欺瞞性
6月会議(6月議会)が始まった。今回の一般質問の通告は6人だった。コロナの中で質問者が少なくなった。理由はよく分からない。議員の報酬カットも議案が提出された。しかし、議員の報酬カットでコロナ対策に力を尽くしているとはならない。議員のカット分300万円。これで何ができるのか。焼け石に水という役割しか果たせない今回の判断には、複雑な思いが残る。
公務員バッシングの中で、議員が身を切る改革を叫び、このほんの小さなパフォーマンスによって、免罪符を勝ち取って、国民生活に直結した部門を切り捨ててきた歴史がある。
国の仕事を民間会社が請け負って、持続化給付金の事務が行われている。竹中平蔵さんが中心になってつくった一般社団法人サービスデザイン推進協議会がトンネル会社になって、電通に渡された中で、さらにパソナ(竹中平蔵会長の会社)などに再委託された中で、持続化給付金の事務が行われている。官から民へという掛け声を声高に叫んだのは竹中さんだったが、竹中さんにとっては税金を自分たちで分け合うということだったのかも知れない。
官から民へという流れがなければ、国が責任を負って持続化給付金の給付は行われていた。今回のような醜い仕組みはできなかったのは間違いない。官の仕事に群がる寄生虫。これが持続化給付金事業にまつわる事件の本質ではないだろうか。

身を切る改革は、大きな嘘のための小さな痛み。








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