議会基本条例の改正案、一応終了

雑感

議会運営委員会における基本条例の改正検討作業は、ようやく最後の条文まで確認できたので、次は会議規則の手直しに入ることになった。その前に一通り終わった基本条例の見直しの条文を通しで見て再確認を行うことになる。この作業がすむと、議員全員協議会に基本条例の改正案を開示することになった。

要請のあった反問権も導入する形になった。全国の条例を調査すると、反問権という言葉を使わないで、反問の内容を実現する規定があったので、これを採用することになる。議長選挙の際に本会議場で、所信表明の演説ができるよう、条例と規則を替えることも予定している。

行政当局との間のヒアリングは、全部の作業が終わってからとなりそうだ。会議規則の改正は、申し合わせで行っていた運営を、成文をもって変えることにもなるので、その点でも意味深い。質疑の回数3回というのは、法的には何の根拠もない。規定しているのは会議規則のみ。どうして3回という制限があるのか、調べても合理的な説明はない。ここに手を加えている議会は増えつつある。かつらぎ町議会でもこの分野に手を加えてみたいと思っているが、その点で合意が形成できるかどうか。議論が楽しみでもある。

午後は、議会だよりの契約変更に伴う編集作業の見直し案、これを事務局に提案して協議を行った。実践的に経験するのと頭で考えるのとは違いが生じる。やってみないと見えてこないことはある。一生懸命に考えて、それを実践に移す。これを繰り返す中で変化に対応する。こういう作業を重ねつつ編集を進化させてきた。変化のプロセスは面白い。


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雑感

Posted by 東芝 弘明