カーナビの威力、抜群

未分類

昨日、奈良市内にある奈良県文化会館の近くの駐車場を目的地にして、カーナビを設定しシエンタを走らせた。奈良市内までは、ルートをほとんど理解していたので大丈夫だった。奈良市内に入ると完全にカーナビの指示に依存する形になった。奈良県文化会館の前を通過し、直ぐに左折の指示が出て、狭い道に入っていく。道に駐車場が見えてきた。
帰りも、自宅に設定して駐車場を出た。もちろんスムーズに幹線道路に入り帰路についた。
到着時間については、予定よりも10数分程度早く着いた。しかし、京奈和に乗って走っていると時間が短縮されていく。
今までは、車に地図が必要だった。カーナビ役は妻の仕事だった。全く知らない地域に行くときは、2人とも極度の緊張の中にあった。不安が増大してくるので言葉数が少なくなったり、妻が不機嫌になって、「あと10キロぐらい」と言ったりしていた。分からなくなると道を聞けとうるさくなっていく。そういうときは、車を停めてコンビニで道を聞いたりしていた。
エキスポランドに行ったときは、2周まわりをぐるぐる回ったこともあった。
大阪の環状線で病院に行くために車を走らせていたが、何車線もある道路で右折レーンに乗ることができず、2周回ったこともあった。
人間は、カーナビよりも言語が豊に出てくる。「そこ、そこの信号右に曲がって」
でも感情もいっしょに出てくるので、やっかいなことが多い。道を間違うと指示よりも怒りが出てくる。
「カーナビだったら怒られんでもいいのになあ」
何度、そう思ったことだろうか。
カーナビに頼っていると道を覚えないということも言われる。でも人生の中で2回ほどしか行かない道を覚えると言っても、そんなに役に立たないし、一度行った場所に数年後に行くときには、記憶が曖昧になっていて、間違ってしまうことも多い。
遠出をしても大丈夫。カーナビはそんな気持ちにしてくれる文明の道具だ。
昨日、隣に乗っていた打田町の石井議員が言った。
「カーナビって、絶対に間違った指示をすることは許されませんよね。崖で道がないのに右に行け、何て指示したら大変なことになりますよね」
2人は大きな声で笑った。
「700メートル先、右です」
女性の声のアナウンスが車内に響いた。


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 和歌山県情報へにほんブログ村 政治ブログへにほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へにほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

未分類

Posted by 東芝 弘明