作成中のドキュメントを削除した

雑感

議会事務局に立ち寄る必要が生じたので、会議の準備に必要な時間が少なくなった。その結果、時間が足りなくなった。こんな形になったのは初めてだった。参議院選挙公示目前。やるべきことが増えてきたが、まだまだ仕事が残っている。会議終了後、ニュースを作ることになったので、少し休憩してからInDesignでニュースを作成した。8割方できたときにドキュメント作成のタブを一つ消去した。それが作成中のドキュメントだった。消した後、わずか0.数秒で、「あっ」と思った。消したタブは作成中のドキュメントだった。

強制終了してしまった場合、作成途中のドキュメントは、ソフトを再起動すると復旧されるが、自分で削除した場合、復活できなかった。
「オーマイガッ」
これは、MS-DOSを使っていたときには、何度も経験していたものだ。Macでこういう経験は久しぶりだった。AdobeのInDesignは、バージョンという形で多重に作業中のドキュメントを保存するようにはなっていない。作業中、InDesignが強制終了した場合や固まって操作できなくなった場合は、ソフトの再起動で作業中のファイルが立ち上がってくる。しかし、自分で未保存のドキュメントを削除した場合は復旧できない。

Appleのソフトたちは、ファイル名を作成していない段階でも名称未設定のまま、ファイルが自動保存されるので、ファイルが強制終了されても保存されたものが復元できる。また、作業過程のファイルが何重にもバージョンという名称で多重に保存されているので、元のファイルを上書きして別物のファイルを作成して、元のファイルを作り替えてしまっても、そのファイルを複製したあと、作業中のファイルに対して、「最後に開いた状態に戻す」というコマンドを実行すると、作業開始前の状態に戻すことができる。その後、複製しておいたファイルの名前を変更すれば、新しいファイルと古いファイルの2つを無事に保存できる。

wordなどは、名前を付けて保存すると作業中のファイルを別のファイルとして保存できるが、Appleのソフトたちは、ファイルの名称変更という形になって、ファイル名が変更されるだけになる。別のファイルとして保存する場合は、複製という作業がどうしても必要になる。こういう使い方の違いがある。Appleのソフトも使い慣れれば使いやすくなってくるが、注意が必要だ。AdobeのInDesignは、考え方としてはwordと同じだ。

Appleのバージョンを多重に保存しているファイルというものは、容量が当然大きくなる。小さくするためには、ファイルを縮小するというコマンドを実行する必要がある。多重にファイルを保存してくれる便利さのゆえの課題がここにある。


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雑感

Posted by 東芝 弘明