お医者さんに行った
会議が終わる頃、喉が枯れてきた。
「その変な咳、病院にいかんと知らんで」
妻の声を思い出した。
「前田医院に行こうかな」
そう思い立ったので車を走らせた。医院はそんなに混んでいなかった。
小説を読んでしばらくすると、声がかかった。
「音も大丈夫」
ということだった。抗生物質を含めて薬を出してもらった。飲み薬もついていた。
帰ってから妻に見せると、「これで治ると思うよ」
ということだった。
「今日は先輩のところに泊まるからよ」
娘はそう言って大学に行っていたが、夜11時30分頃に帰ってきた。
「人数が集まらなくって、鍋中止になった。ご飯は和イオンで食べてきた」
ということだった。
「えーッ。帰ってきたん?、なんで」
「ラインしたで。見てないん?」
「見てない、見てない」
帰ってきたらにぎやかになった。
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