来年、住民の負担増は大変な事態に 2005年3月11日(金)

出来事

娘は、朝からおばあちゃんに連れられて紀北分院に行きました。思った通りインフルエンザB型でした。お昼は「おかゆさん」を食べましたが、夜は「クリームシチューが食べたい」というので、夫婦でシチューを作りました。夜、会議があったので娘が食事を取る前に家を出ました。夜帰ってから聞くとサラダとシチューをたくさん食べたみたいです。
しかし、熱が下がりません。39度ぐらいの熱がづっと続いています。
さすがにぐったりしています。
今日は、役場に日曜版を配達に行き、確定申告(還付請求)をした以外は、一般質問の準備をおこないました。
確定申告の資料をもって役場に行くと、税務課の別室には、私と同じように確定申告の書類作成のために来ている方がたくさんいました。
数年前までは、資料を渡すと税務課の職員が数字を記入していましたが、昨年ぐらいから、申告書類の書き方を教えてもらいながら自分で記入するように変わりました。これが普通のスタイルでしょうね。
申告書類を作成していると、係長と課長補佐が、「来年からお年寄りの負担が大変なことになる」と口をそろえていいました。
介護保険関係の統計によると、65歳以上の方々の76%ぐらいが住民税非課税でした。来年からは、定率減税の半減・廃止と、住民税の高齢者非課税限度額廃止(国保・介護保険への影響含む)によって夫婦の年収300万円(夫の年金240万円+妻の収入60万円)の方の場合、10万円程の負担増となります。負担ゼロから一気に年間10万円も負担になるのです。
高齢者の方々の負担が激変するということです。今まで若い世帯の扶養に入っていたお年寄りが所得税と住民税を納める対象になるので、扶養対象からはずされ、若い世代の負担が増えるケースも出てきます。
「テレビは負担増についてほとんど伝えれへんもんな」
私がこういうと、係長は、「ほとんどに人はこんなに負担が増えるのを知らない」といいました。
消費税増税がこの後に待ちかまえているとしたら、国民の生活はどうなるのでしょうか。
三位一体の改革で自治体は、緊縮財政を取りつつあるとともに、住民の負担増も計画する傾向があります。かつらぎ町では、前期全納の納税報奨金を廃止し、フィットネスの使用料を1回300円とるようになる条例案を議会に提出しています。
幼稚園と保育所の統廃合、小学校の統廃合もはじまります。
住民への負担転嫁とサービス切りすて。これが痛みの果てにまっている小泉構造改革です。
国民よ。怒れ。小泉改革にごまかされるな。
声を大にしてそう言いたい。


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出来事

Posted by 東芝 弘明