「安倍さんはきらいです」

出来事

「安倍さん、きらいですね」
彼は開口一番そう言った。
「まともに受け答えできない感じですね」
ネットでも話題になったテレビでのやり取りに対して彼はそう言った。

マスコミが書かないので、ほとんど国民に伝わっていないものに、日米ガイドラインの再改定問題がある。集団的自衛権行使容認を7月1日に行って、この秋出て来たのが日米外ドライの再改定だった。いままで日米の軍事共同は、「周辺事態」と「後方地域支援」に限定されていた。今回の日米ガイドラインの「中間報告」では、「周辺事態」という言葉が消え、「後方支援」という言葉に置きかわっている。こうなると、米軍の後方支援を地域の限定なく行うことになる。戦闘行為が行われている地域でも、後方支援なら行えるという解釈が成り立つ。閣議決定で集団的自衛権行使容認を行い、日米の取り決めであるガイドラインを法律の改正を待たないでどんどん進める。安倍さんの政治は軍事面でも暴走している。

ぼくは、このことを踏まえて、「安倍総理は、アメリカの行っている戦争に自衛隊を参加させようとしている。このままだとイスラム国への攻撃に自衛隊が参加する可能性さえある」と言った。
話は、中国問題にも及んだ。
「尖閣諸島問題で戦争をすべきではないでしょう。世界第2の軍隊をもつ中国と世界大1のアメリカと世界第6位の日本とが戦争になったら、韓国は確実に戦争に巻き込まれます。そうなると北朝鮮と韓国の関係まで危険な状態になると思います」
「日本は世界で第6位なんですか」
「そうなんです」
「自衛隊って言うけれど、軍隊ですもんね」
「中国との戦争は、まさに第3次世界大戦ですよ。アメリカはそうなることが分かっているので、戦争は絶対に避けるべきだという態度をとっています」
「中国もそうでしょう」
「そうだと思います。日本の自衛隊が戦争に参加したら、地域の中に戦場に行って来た人間がいることになる。アメリカはそういう国になっている。ぼくたちは、憲法9条こそが日本を戦後戦争に参加させなかった歯止めになって来たと考えてる。安倍さんが政権から降りたら、変わるかも知れませんよ。日本が戦争に参加しなければならない主体的な動機はそんなにないですから」

こんなやり取りになった。


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出来事

Posted by 東芝 弘明