かつらぎ民報完成 2005年4月27日(水)

出来事

午前中で「かつらぎ民報」が完成した。3月議会報告を5月に発行するということなので、作成が遅れたといえる。今回の議会報告では、財政健全化計画によって削減された予算の紹介をおこなっている。住民からどのような反応が返ってくるのか、注目したい。
今日の昼食は、自宅からもってきたお弁当だった。娘の参観日なので、妻は年休を取って参観日に参加した。妻は、自宅に帰って昼食をとったので、朝作ったお弁当が不要になり、それを食べることになったのだ。いつも自宅に帰っておばあちゃんの作った料理を食べているので、こういうことはめずらしい。
午後は事務所で会議があった。会議中、非常に眠たくなった。昨夜、1階のリビングのコタツの中で眠ったので熟睡できなかったことが災いしていた。昨夜、寝るときになって、娘がお母さんといっしょに寝たいといい、ベッドから追い出された事が原因だ。
だが、1階で眠るときには楽しみがある。DVDを見ることができるからだ。
昨夜は「戦場のピアニスト」を見ようとした。しかし、最初から睡魔におかされ、ウトウトしていたのでほとんど映像を見られなかった。DVDを再生している途中3回ほど起きた。その時の瞬間的な映像の断片だけが記憶にある。
過去に3回ほど「戦場のピアニスト」を夜中に見ようとした。しかし、いつも睡魔に襲われ、挫折を繰り返している。鑑賞するまで道は遠い?
今日、娘は自分で自分のベッドにもぐり込んだので、ベッドでゆっくり眠れる。明日の朝は「赤旗しんぶん」の配達があるので早い目に眠ることにしよう。
夕方、6時30分から1時間半ほど、副委員長の前さんと町営住宅に赤旗の購読を勧めに行った。入居者の方々とは久しぶりに会うので話が弾んだ。前回も病気などで難儀している方が多かったが、今回も同じような状況に出会った。それでも、3人の方が購読を約束して下さった。
小泉総理の人気は一定の水準を維持しているようだが、行っている政治には、許し難いものがある。負担増をお年寄りとサラリーマンに押しつける政治が始まっている。しかし、マスコミはほとんどその内容を報道しない。その結果、やっている政治と人気徒が連動せず、乖離現象が発生している。
日本のマスコミの真実を伝えない姿勢に腐敗を感じる。この腐敗ぶりは異常なほどだ。
福知山線の事故については、次第にJRの体質が明らかになりつつあるというか、浮き彫りになりつつある。今朝、8チャンネルの「とくダネ」に出演していた元JRの運転手の方は、「起こるべくして起こった事故」というコメントをおこなっていた。デイブスペクターさんは、「わずか1分半の遅れでどうしてこのようなことになるのか、ヨーロッパでもアメリカでも不思議がっている」という主旨のコメントがあった。
JR西日本は、輸送のスピードアップをはかり、この数年間で20%、私鉄のお客さんをJRに移動させた。その反面、私鉄は20%の顧客減になっているようだ。ダイヤの高速化を実現するために運転手に懲罰を与え、駅でオーバーランをしたり、ダイヤに遅れを生じさせた場合は、再研修という名の草むしりや半拘禁するような管理の元に置いて責任を追及していたようだ。今回の事故は、ダイヤの時刻を守る事を目的にした、秒単位の点検週間の最中に起こった事故のようだ。
私鉄との競争激化の中で、1分半遅れを取り戻すために、運転手は制限速度を30キロも超えたスピードでR300の右カーブにつっこんだ。
事故原因はまだ不明だが、スピードオーバーのままカーブに突っ込んだ事実は浮き彫りになったと思う。1分半の遅れに対する運転手の恐怖は、90人を超える死者を生み出した大惨事という最悪の結果をもたらした。
日本の現代社会の縮図を見るような事故だったのではあるまいか。


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出来事

Posted by 東芝 弘明