久しぶりの読者ニュース 2005年5月19日(木)

出来事

朝から久方ぶりに読者ニュースを作った。
合併時 議員報酬をどのようにすべきか
↑興味のある方はご覧下さい。
表は画像に変換し処理をして読み込んだ。Photoshopさまさまだ。
かつらぎ町は、議員の在任特例を認めたが、農業委員会は合併にともなって定数を減らしたので、議員だけがぬるま湯につかっている状態となった。
ぬるま湯は、半身浴をするときに非常に役に立つが、比喩で使われる「ぬるま湯」は緊張感のないなれ合い状態のことを指す。ちなみに電子辞書で有名な大辞林で検索すると「ぬるま湯」という言葉は載っていなかった。
「議員報酬を上げるべきだ」という持論をもった保守の議員がいる。その方の意見はこうだ。
「議員で生活が成り立つようにしないと優秀な人材が議員にならない。一人前に仕事をするためには議員報酬をあげるべきだ」
しかし。議案を調査しないで議会に出席する議員、発言しない議員、質疑をおこなわない議員が多い。議案の事前調査をほとんどの議員はしない。本会議場での議員活動は、議員活動にあらず?と思っているのかしらん。
70万円以上の報酬があるという県議会はどうだろう。もしかしたら地方議会と変わらないのではなかろうか。
報酬の引き上げをうんぬんするのであれば、まず自分たちの議会活動を見直し、改善すべきではなかろうか。
議員の質をいうならば、本会議場と委員会でのやり取りを抜本的に強め、質の向上を図るべきではなかろうか。
議員報酬は、議会活動に対して支払われている。議員の地域における世話役活動を評価して報酬が出されているわけではあるまい。かつらぎ町の場合、地域活動の多さ、細かさでいえば、自治区長の方が議員以上に忙しい。自治区長の活動はほとんどボランティアに等しい。議会に出席し、行政の仕事をチェックすることが議員の第一の仕事であり、議員報酬は、この活動を保障するために存在している。
議案は一読して理解できるような場合が少ない。行政用語が氾濫している世界だから、議案の内容を理解するのに時間がかかる。内容を理解すれば、次に質疑を組み立てなければならない。3回しか質問できないというルールがあるので、質疑の組み立て方にも気を遣う。
そういうことをしない議員は、本会議場ではほんとにお客さん状態になる。
黙って座っていても、積極的に質問や質疑・討論をおこなっても、報酬月額は21万5000円。
まずは、この報酬にふさわしい議員活動を実現すべきだ。心底そう思う。


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出来事

Posted by 東芝 弘明