小さな決定的変化を起こそう

雑感,出来事

明けましておめでとうございます。新しい年が始まりました。今年は、野党連合政権を実現して、「未来は暗い」から「未来は明るい」を実現し始めてパラダイムシフトを引き起こしたいですね。若い世代は、物心ついてから今まで時代が進むたびに社会が悪くなることを、しかもそれを教育という限られた世界を通じて実感してきたのだと思います。多くの人々が未来に対して希望を持てないようになっています。しかし、それは、1980年代から本格化した新自由主義の経済路線によって人為的に作られてきたものです。

教育を通じて競争が強いられ、この競争に耐えられない子どもたちが、不登校や引きこもりに陥りました。この現実は、現実への見直しを求めているのに、現実の教育における競争はますますエスカレートしキリの穴の先のように次第に選択肢のない狭い狭い穴の中に押し込めるようなものになりました。この狭い枠の中に人間を押し込めるのが日本の教育になって来ました。豊かさや多様性は、学力の達成の叶わなかった子どもたちに対し、スポーツでの道を残しましたが、それもトップアスリートのみを育成するという極めて幅の狭いものでした。

努力への賛美は、トップに立った人々によって語られ、それを学ぼうというものでした。卒業式でのプロ野球選手の話やオリンピック選手の話は、狭い枠の中で努力し成功した人々への賛辞であり子どもたちへの押しつけでした。

このような競争哲学によって支えられてきた教育制度は、根本的にリセットされるべきだと思います。教育の分野での大転換は、そう遠くない時期に起こると思います。学ぶことが「わかる」ことを基礎にすえ直され、学ぶことが喜びと結びついた社会への転換が実現しはじめる。そういう時代が目の前にきていると思います。同時にそういう転換が実現しないと日本は崩壊への道を暴走するのではないでしょうか。

政治を変え、経済を変えることによって社会を変えて希望を生み出す。それは日本共産党の躍進と野党連合政権の実現にかかっていると思います。パラダイムシフトを起こすためには、小さな決定的変化が必要です。今年は、そういう年になるように、全力を尽くしたいと思っています。今年もよろしくお願いします。

1月1日、11時から12時までの1時間、岩出市の備前交差点にてスタンディングを行いました。岩出市議選挙勝利と日本共産党の躍進を。写真左から増田岩出市議市議、杉山県議、西上副委員長、私、岩出市のTさん。


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Posted by 東芝 弘明