郵便局が閉まるまであと7分

出来事

あと7分あると思って事務所を出た。大谷の給油所の信号に捕まって時間がかかり、さらに京奈和の登り口の信号が赤だった。時計は6時まであと4分となった。間に合うのかという焦りが出てきた。さらに役場の信号でも引っかかった。あと3分で信号が青になった。これなら郵便局の駐車場に車を停めて中に入ってもギリギリ大丈夫だと思った。幸い駐車場には車がなかったので、駐車場の枠をはみ出して車を斜めに駐車した。ぼくが最後のお客さんだから斜めでもいいだろうと勝手な判断を優先した。

あと2分で6時という時点で窓口に立った。「間に合った」と思って窓口を見たら、いつもの郵便局員がのんびり対応してくれた。
「これが同じ重さの封筒で9通あります」
「こちらが27通。同じ重さです」
「これがいつもの新聞です」
封筒が2種類と新聞の第三種郵便が一種類、合計3つの束を窓口に差し出した。27通の方はあと0.5グラム重かったら切手代が10円アップするところだった。

事務所で郵便局が閉まるまであと1時間となったときに、これは急がないと間に合わないと思った。ラックの一番下の引き出しを開けると帯封がなかった。郵送と役場の新聞については、帯封をしなければならない。どちらも帯封切れだったので、プリントアウトする必要があった。印刷して裁断する必要がある。この時点で6時まであと15分だった。あと5分で作業を終われば、10分あれば余裕で間に合う。こうもくろんで帯封をワンセットだけ裁断し、作業を終えて車に乗った。あと10分あると思っていたのに、事務所の時計が3分遅れていて、あと7分という事態だった。ここから先のことは上に書いたとおり。

2分残して滑り込んで、支払いを終えて郵便局を出ると車が2台入っていた。1台は駐車場に停めていたが、もう1台はぼくの車のせいで駐車できないでいた。ATMに来たお客さんだった。ぼくはATMのことを考えないで車を停めたので、他人に迷惑がかかっていた。やばいと思っているうちに、後で入ってきた車は奥の駐車場に車を動かした。「すみません」という言葉が独り言のように出た。

事務所に戻ってから、帯封の残りの裁断を行い、役場用の帯封を印字して、その分も裁断した。そこから今度は役場用の日曜版に帯封を付ける作業に入ろうとした。しかし、その前に郵送した封筒の事務作業の仕上げをしておこうと思い立ってそちらを優先した。6時すぎに事務所に戻ったが、そんなこともあって役場に出発したのは8時を回っていた。はたして配達はまだできるのかと思ったが、役場にはまだ残業している職員が何人もいて、8時37分頃には全ての配達を終わることができた。

自宅に戻ると夕食はポトフと白身魚のホイル焼きだった。これならご飯はいらないかと思ったのでロールパン1つでこれらのおかずを食べた。夜遅く帰ると寝るのがそれだけ遅くなる。明日も朝は4時起き。


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出来事

Posted by 東芝 弘明