3月会議(議会)スタート

雑感,出来事,かつらぎ町議会

3月会議(議会)が始まった。提案説明が昔と比べて短くなった。概要の説明という形で、議事録をみても議会のことが分からなくなった。議事録とともにデジタルで議会提出の資料を保存して、求めに応じてpdfファイルで開示するか、紙ベースで開示するかの両方で、住民の閲覧に供するようにすべきなのかも知れない。地方自治体の歴史の研究にとって、議会提出の資料が自由に見られるようになることの意味は大きい。

議会は最終の意思決定機関なので、議会を通して自治体の意思がどのように形成されてきたのかが分かる。ここに集まってくる資料は、自治体の変遷を如実に示している。行政の文書の保存とともに議会の資料を的確に管理すべき時代がやってくるのではないだろうか。

おそらく、大型ドキュメントスキャナはあるのではないだろうか。高速に全ての資料をpdfファイルに変換して、文字検索ができるようになれば、デジタルデータとしての保管はできる。嫌いだが、全てを電子データで行うようになれば、議会提出資料という形でインデックスを付けるだけで、自由に取り出すことが可能になる。
ここまでデジタル化が進むのは先の話。今の時点で行うのは良くないと思っている。人間の認知機能が、紙とデジタルとの間でどれだけ差があるか。これを脳科学的な実験で明らかにする必要がある。そういうことをしないまま、ギガスクールだ、デジタル化だと言ってまくし立てるのは良くない。


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Posted by 東芝 弘明