議案に対するヒアリング

出来事

4月会議の招集があり本会議が行われた。議案の提案説明のみで4月23日(金)に質疑・討論・採決が行われる。終わった後、郵便局に行き、不在通知のあった書類を受け取ってから防災ラジオをもらいに行った。人が頻繁に来ていた。箱も保管して下さいと言われた。箱は何の印刷もしていないクラフト色のパッケージだったので「防災ラジオの箱と書いていいですか」と訊ね、了解を得て書くことにした。

自宅に戻ってからラジオの設置場所を決めて電池を入れ、コンセントに接続した。感度は良好だったが、放送が入ると真ん中にあるランプが赤く点滅するようになる。自宅に置くと、赤ランプの点滅はかなり存在を大きく主張するのでうっとしい感じになった。この赤ランプの点滅を消すためにはもう一度音声を聞く必要があると説明されたので試してみた。長い放送だったらかなりめんどくさい感じになる。一回目、しっかり聞いたらもう一度聞きたくないときがあるので、どうしたら再生しないで赤ランプを消すことができるんだろうと思っていると、
「聞き直しボタンを押した後、ON/OFFボタンを押せば再生しないで終了し、赤ランプの点滅は消える」
と教えてくれる人がいた。ありがたい情報だった。

音声のイントネーションは、少し機械っぽい。Amazonのスマートスピーカーのアレクサのようになめらかだと心地よいのにと思った。もう少しシステムソフトが改善されたら、男性の声や女性の声に変えることもできるだろうと思った。

午後、役場に行って議会だよりの用事を済ましてからヒアリングを行った。中学校のトイレ改修によるトイレの洋式化、議会事務局前のトイレ改修による男女別々のトイレの設置、総合文化会館へのWi-Fi設備の設置、農産物の郵送料への600円の補助制度、マイナンバーカードによるコンビニでの住民票と印鑑証明の発行サービスの実施などについて聞き取りを行った。詳しく聞き始めると質問事項が自ずから立ち上がってくる。
住民票と印鑑証明のコンビニ発行には地方公共団体情報システム機構(略称:J-LIS)が深く関わっている。コンビニのマルチコピー機でカードリーダーにマイナンバーカードを差し込んで、利用者用証明書でる4桁の暗証番号を入力して、発行してほしい証明書の種類を選ぶと情報がJ-LISに届き、信号を受け取ったJ-LISは、かつらぎ町役場のサーバーにアクセスして、サーバーにあるマイナンバーに紐付けされた情報を引き出して、マルチコピー機に印字を命じるということになる。
情報がネット上を走るようになる。当然生の情報については、暗号化されるだろうが、印字される情報は、民間のインターネット回線とプロバイダーを経由するということだろう。マルチコピー機にも当然、決済の関係で住民票を引き出した記録が残るようになる。どこの誰がコンビニのマルチコピー機で印字したことは分からないようにすると思うが、サーバーのある役場では、誰がいつ印字したかは分かるようになっているに違いない。このサービスを通じて、特定の人物が、何年の何月何日、何時何分に住民票を引き出したという情報を追跡することは可能だし、コンビニだから防犯カメラで引き出した人物の容姿も特定することができる。

マイナンバーカードによるコンビニでの住民票などの発行サービスは、閉じられた専用回線でマイナンバーの情報を活用するという領域を超えて、民間のネット回線を通じて情報をやり取りするという次元に足を踏み入れるということだろう。マイナポータルという仕組みも、民間のインターネット回線を通じて、マイナンバーで紐付けされた情報を自宅で見られるというものになる。安全だという前にどういう仕組みで安全が確保されているのか、教えてほしい。


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出来事

Posted by 東芝 弘明