書類の整理と夕食と 2005年7月20日(水)

出来事

午前中、書類の山になっていた事務所の机の上を整理した。議会が始まると日を追うごとに机に書類が積まれていく。議会に集中し始めるとなかなかこまめに整理するという意識が働かない。
机の上の書類を整理すると、今度はロッカーの中の書類入れに収まらないので、まったく見ない書類を中心に廃棄処分にした。
議員になると膨大な書類が手元に集まってくる。分類してファインダーに綴じるのは不可能に近い。書類の整理方法は、野口悠紀夫さんの超整理法に依拠している。角3の封筒(A4の紙が楽に入るヤツ)の耳の部分を切り落として、封筒の右肩に日付と封筒内の文書名を記入する。新しい順番に左から右へと並べるという分類方法だ。右の書類がどんどん古くなる。
活用した書類は、日付に関係なしに左端に並べる。並べた書類の中で、まったく活用しないものは、右へ右へと寄っていく。1年たち、2年たちまったく活用しなくなった書類は、自分にとって必要のない書類となるので、内容を見て廃棄処分にする。
今日はかなり大量に廃棄処分にした。
この方法が便利なのは、ほしい書類が必ず10分程度で見つかるということである。
それでも、捨てられない書類というものが出てくる。こういう書類は、別の場所に移す。
野口悠紀夫さんは、雑誌「経済」紙上の経済研究の分野では、批判される場合も多い。しかし、この整理方法は最も簡単で、最も管理しやすいものだ。システムが簡単なので混乱が起こらない。
12時20分、娘が重たい荷物をたくさん持って下校してくるので、元WAYのところまで迎えに行った。娘の姿を探していると、歩道橋にあがる少し手前のところで荷物を持ち替えていたのが見えた。急いで歩道橋の階段を駆け上り、駆け下りて娘の所まで駆け寄った。登りきったところで集団になって帰って行く子どもたちとすれ違った。
「おとうさん、傘もって」
見ると2本も傘を持っている。
「あのね。kちゃん、傘忘れていったんよ。持っていったろと思って」
なかなか、気がつくので嬉しくなった。
帰り道でその子の家に傘を届け、毎朝いっしょに学校に行くSちゃんとRちゃんを順番に乗せてそれぞれの家に向かった。明日から夏休み。みんなうきうきしていた。
午後は事務所で会議。解散総選挙ありという話が出て、準備と構えを整えようということになった。
夕方6時5分に家に戻った。今日は妻が職場の打ち上げだというので子守をする必要がある。
ジョイフルに行った。禁煙席に座ってメニューを見ていたら、後ろから声がかかった。
見るとN君が子ども2人と食事をしているところだった。
「今日は職場の打ち上げなんで」
彼はそういった。まったく家と同じである。
横を見ると娘と1つ違いの男の子のお母さんと、そのお母さんのお兄さん、その息子が注文をしているところだった。
娘は、ミックスピザとパンケーキ、ぼくは焼き肉どんぶりとドリンクバーをたのんだ。
パンケーキの上には大きなアイスクリームが乗っていた。
「おとうさん、腹でっか」
娘はスカートをめくっておへそを見せた。
レジに立っていると見覚えのある姉妹2人がこちらをじっと見ていた。
「今日はお母さんは」
姉妹2人は、後ろの方を振り返った。その先に美人なお母さんの顔が見え、こちらを見て会釈した。
知った人にたくさん出会う店だった。
娘は1人でシャワーを浴びて、寝られる体制に入った。テレビをつけると4チャンネルで「SASUKE2005真夏」をやっていたので、2人で手に汗握りながら観戦した。ときどき大声を張り上げてしまった。
ジェットコースターの絶叫マシーンのような状態だった。


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出来事

Posted by 東芝 弘明