粉河町で演説会 2005年8月27日(土)

出来事

朝7時30分に新聞配達から帰宅して、昨日届いた「通販生活」を見ていた。すると娘がお風呂から出てきて戸から顔を出した。
「昨日、お風呂入ってなかったからお風呂いったんや」
なんか物音がすると思ったら、娘がお風呂に入っていたのだ。
しばらくするとバスタオルを体に巻いて、リビングにやってきた。
「あのね。おとうさん。モリゾー(愛知万博のマスコット)のカードにね、肩たたきとか、足もみとか書いてね、バイトすることにしたんや」
「──???」
「お金使いすぎたんよ」
「愛地球博でいっぱいつこたんか」
「ううん、かっぱ祭りでね、900円もつこたんよ、だからお父さんの肩たたいたりしてね。お金貯めるんや」
「──ほう」
「でもね、お父さんの足もみはせんからよ。だってね、水虫が手にうつるもん」
「──」
娘のアルバイトは1回10円。今日はお昼に帰ったとき肩たたきをしてもらった。
「はい、これ領収書」
10円を払うと領収書まで出てきた。
「通販生活」は年間4回ほどカタログ兼雑誌のような季刊号が届く。今回の季刊号で「通販生活」は、憲法9条を変えない方がいいという立場を表明して、18人の発言集(岩波ブックレット)定価500円を特別付録に付けてきた。ブックレットの裏表紙には「通販生活特別付録」と小さな字で記載され、定価に関する情報が一切書かれていなかった。
このブックレットの正式名称は「憲法を変えて戦争へ行こうという世の中にしないための18人の発言」という長ったらしい名前だ。新聞の1面を買い取って全面広告を打っていたのでご存じの方もいるだろう。
ぼくは、新聞の広告を見てすぐに購入していたので、同じ本が手元に2冊集まったことになる。
「通販生活」の定期購読料は、2年間で1280円。この購読料に今回の別冊を付けたことに驚いてしまった。ホントにまじめに憲法を守らなければならないと思っていることが伝わってくる。
吉永小百合さんと野坂昭如さんの往復書簡が掲載されていたが、この記事にも心が動かされた。新聞社でさえ、戦後の出発の原点を忘れ、体制に順応して憲法を変えよという大合唱を始めているときに、こういう決意を示したカタログハウス「通販生活」は特筆に値する。
「通販生活」は、カタログスペックを垂れ流して宣伝するコマーシャルとは一線を画し、実際に使ってみた使い心地、エコ仕様の度合いなどを多角的に評価してお勧めできる商品だといって太鼓判を押して紹介している。ホントの意味で消費者ニーズに応えている。
今回の特別付録によって、「通販生活」のことがますます好きになった。
ただし、一つだけ白状すると定期購読しているが、商品そのものはまだ買ったことがない。いい物だけに高いのだ。読むだけの読者が結構いるようなので、安心して購読できるのもメリットなのかも知れない。
さて、今日ははがきの名簿を完成させることができた。夕方6時15分頃、粉河町ふるさとセンターに行った。ぼくの役回りは、主催者を代表してのあいさつ。5分の持ち時間を2分オーバーしたらしい。会場は立ち見が出るほどの超満員だった。
成功してよかった。


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出来事

Posted by 東芝 弘明