宝来山神社、秋祭り 2005年10月9日(日)

出来事

朝4時50分、町内会長の家の前集合で祭りの御輿担ぎに行った。
起きたのは4時10分。目覚ましを合わせていたが、アラームが鳴る直前に目が覚めた。こういうときは体内時計の正確さに驚いてしまう。
3分ほど前に到着するとほとんどの方がもう待っていた。今回は、上松西の集会所で真和自治区のメンバーが集まり、ものすごく早い朝食をとって出発することになる。集会所にはすでに多くの人が集まり、女性の方々が、おみそ汁やおでんの準備ななどで忙しく動いていた。
テーブルの上に小さな缶ビールが置かれ、お酒も振る舞われるために準備されていた。5時過ぎから朝食が始まり、ビールを口にした。こんなに朝早くからアルコールを口にする習慣はないから、胃袋が面食らっているかも知れない。
御輿は、宝来山神社に奉納するお餅をのせたものだ。伊勢音頭というお囃子にあわせて御輿を右に左に前に後ろにねったあとワッショイ、ワッショイ、ワッショイと御輿を上下に激しく動かす。朝早くから地域を練り歩くのは、町内会ごとにある集会所などをまわって寄付を集めるためだ。
多くの自治区は、前日の土曜日に地域を練り歩いて寄付を集め、日曜日に大和街道を通って神社にお餅を奉納する。
真和自治区は、これを日曜日の当日、一度におこなう。朝がものすごく早くなるのは、2日分を1日ですましているからだ。
昨日はものすごい雨だったので、前日から地域を練り歩いた他の自治区の方々は、ずぶ濡れになったようだ。濡れたはっぴを乾かすためにコインランドリーのお世話になったといっていた。
お餅の奉納は、午前9時30分から。なんとか9時過ぎに神社の下に到着し、奉納の順番と時間を待った。
宝来山神社には、大昔、紀ノ川の水量が多かった時代、船着き跡がある。神社のすぐ下に船着き跡があるように宝来山神社に向かう参道は、かなりの坂道になっている。餅御輿は、この坂道を一気に駆け上る。
お餅の奉納が終わると御輿担ぎの仕事は完了。地域の集会所に戻って打ち上げの食事会となる。
「東芝さん、まあどうぞ」
こう言って一升瓶を片手に日本酒をつぎにくる人がいる。
なみなみとつがれた湯飲みをそのままにして、ビールを飲んでいると、日本酒をあけてくれといって人が寄ってくる。
そういうことを繰り返して、ビールと日本酒をかなり飲まされた。
自宅に帰ったのは12時30分。
いつものことだが、酔っぱらうとなかなかアルコールがぬけない。
ようやく酔いが覚めたなと感じたのは、夜の9時前だった。アルコールを分解する力が弱いということだろうか。
夕食の時間になってもお腹はすかない。というわけで今日は夕食抜きだ。
お祭りの日はいつもこのパターンになる。
酔っぱらいながら、娘と2人で留守番をして、ゴムボールでキャッチボールをした。
キャッチできない場合と、きちんとボールを投げられなかった場合は、相手のポイントになる。
2セット試合をして、1対1の引き分けだった。
負けが込んでくると娘は、「なんでーよ、こすいぞー」と泣き叫ぶ。
負けず嫌いで自分勝手。
でも、最近はルールに厳格になってきて、自分の負けを認めるようになった。
少しずつ成長している感じ。涙を流してがんばる姿を見るとつい手加減してしまう。
上手に失敗して娘の笑いをとる。
単なる親ばか。


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出来事

Posted by 東芝 弘明