橋本の市会議員団 2005年12月3日(土)

出来事

橋本の市会議員団の会議に参加させてもらった。市会議員団は現在2人。いっせい地方選挙からもうすぐ3年がたとうとしている。議会活動をまとめたミニパンフを作るというので、相談にのっている。
橋本市の市会議員団は、選挙の時に掲げた公約を実現してきた。ここでも、選挙戦を通じて、党の議員団の政策が住民の関心をよび、世論が高まり政策が実現していった。
市会議員や町会議員の選挙で具体的な政策を掲げて選挙を戦う陣営は、日本共産党以外にあんまり存在しない。全国の都市部では、公約を掲げ選挙を戦うのが流れだとも思うが、和歌山県の多くは、名前を連呼し、つながり頼みで選挙を戦うのが圧倒的に多い。
そういう選挙戦の中で、政策争点を押し出して選挙を戦っているのは、特筆されてよいように思う。
日本共産党は、会派制をしいていない町村レベルでも公認候補を出して選挙を戦っている。政党らしい対応をしていると思う。
議員が政策を掲げ実現をめざすのは、首長が政策を掲げて選挙を戦うのとはかなり次元が違う。首長には議案の提出権や執行権がある。しかも大統領制をとっているので、権限が首長に集中している。首長になれば、政策を実現できる可能性は格段に高まる。
これに対し、議員が掲げる政策は、「実現をめざす」というもので、実現するのにはかなりの時間や運動が必要になる。世論の高まりが決定的な役割を果たす場合も多いが、実現に至る道は、そんなに簡単ではない。しかし、要求を掲げ、実現をめざす運動は、それ自体が町づくりであり、住民自治を実践することにつながっていく。
政策を実現する場合、議員の提案力が重要な役割を担う。積極的な施策の提案をおこなうとき、当局よりも、首長よりも問題の本質を深くとらえ、道理と説得力のある提案に心がける必要がある。
橋本の市会議員団が作るミニパンフがいいものとして完成し、よく読まれるようなものになるように。ぼくも力を貸したい。


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出来事

Posted by 東芝 弘明