意識改革って何?

雑感

毎日会議の準備をしている感じ。さまざまなことを想定して、考えるのは面白いと思っている。
嫌いな言葉の一つは意識改革。
厳密にいうと、意識改革は、実行する前、数人の意識を改革する必要はある。それを意識改革と呼んでいいものかどうかは分からない。現状を変えようとして、何をどうすべきなのか、考え方を統一して計画を立てる。この時に意識の改革が伴う。その後、その計画を実行するときに全体の意識改革が問題になる。しかし、全体の意識を改革して計画を実行するのは、なかなか難しい。
全体の計画を理解する人もいれば、理解できない人もいる。自分ごとなのだけれど計画の位置によっては、その部分を担うことだけが問われたりするので関心の高い低いが自ずから生じてくる。

全体の意識を大きく変えるためには、実際に行動を組織することだ。計画の部分であっても統括する場所にあっても、いっしょに一つの目的のために計画を実行したあとで、その計画に対し、あらためてみんなで考えるということをすれば、認識は深まる。
最初に全体の意識改革が先行して、物事が変化するというよりも、計画を立てていっしょに実行しながら、どうするかを考えていくと実践の中で考え方や認識が深まるので、全体の意識改革よりも、行動を組織することの方が大事になる。もちろん、立てる計画は、細部にわたって細かく設定されるべきだろう。その中で意識は変わる。
意識改革は、実際の事業実施の中で達成されるので、実践しつつ意識を変えることを最初から考えた方がいい。もちろん、実際の計画というものは、新たなものというよりも、今までの経験と教訓を踏まえたものが多いので、一定の意識をもったものがあり、一定の認識を伴っていることの方が多い。どうすれば、実践を通じて意識改革というような変化を起こすことができるか。何から始めれば変化を生み出せるか。こういう考え方の中で、人間の認識の発展をうながす、人間の認識の発展を組織するという考え方が大事なのではないだろうか。そんなことを考えている。


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雑感

Posted by 東芝 弘明