予算の説明が短い

出来事,かつらぎ町議会

3月会議がはじまった。だんだん提案時間が短くなっている。提案説明が概要の説明になってしまった。予算について当局は深く説明しなくなった。町長の所信表明の挨拶が予算説明の特徴の報告になっている。議員が手元に届いた資料を読み込んで、自分で多くのことを発見しないと質疑ができない。これは以前も変わらなかったが、説明の中で発見できることは少なくなっている。ただ、この説明の仕方についていい面もありそうだ。ほとんど説明していないから、質疑の段階で「それは説明しているのに、どうして聞くのか」ということがほとんどない。

町当局は、スクラップ&ビルドで予算を組んだ。しかし、何がスクラップされたのかは一切説明がない。今回は、新人議員がいる。新人議員は昨年の予算については予算書さえ手元にないので昨年の予算との比較検討ができないので、スクラップされた予算を発見することさえ困難だ。現職の議員でも膨大な予算の中から廃止されたものを発見するのは骨が折れるし、発見できないものも多い。小さなものは、さまざまな予算の中に折り込まれているので、見つけるのが困難なものもある。スクラップ&ビルドを基本に予算を組んで見直したというのであれば、説明を全くしていないスクラップについて明らかにする責任があるのではないだろうか。

全員協議会のあと事務所に行き、横断幕と弁士垂れ幕を印刷して6時から会議が始まった。終わったのは9時。今日も遅くなった。


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出来事,かつらぎ町議会

Posted by 東芝 弘明