第15回9条平和まつり

雑感,出来事

第15回9条平和まつりが開催された。ぼくはチラシとプログラム、ポスターと横断幕を作成した。チラシでは、開会日の曜日を間違い、プログラムでは午前と午後を間違って迷惑をかけた。

もう一つ引き受けたのが反戦メッセージで30分のもち時間で話をすることだった。テーマを自分で決め、父と母のことを話し、南西諸島と台湾有事のことを話すことにした。今週に入ってから自分で2016年に書いたエッセイを読むことを決めた。
自己紹介の後、エッセイを読み始めると次第に会場内が静かになっていくのを感じた。聞いてくださっていることを感じながら読み上げた。少し泣きそうになった。これがぼくの弱点だ。議会でも声が詰まるのでよくない。一度治す方法を調べないといけない。
25分ほどで話を終えた。前半は原稿にもとづいて、後半は資料に基づいて話をした。
終わると原稿をしっかり書いてみようという気持ちになった。責任を無事に果たせたので気持ちがホッとした。「よかったよ」という言葉を何人もの人に言っていただき嬉しかった。

日本国憲法の第9条を中心にする恒久平和の考え方は、第二次世界大戦の5000万人もの犠牲の上に人類が到達した成果だと思っている。戦後侵略戦争は、国際法違反ということでできなくなった。この違法性を回避するために盛り込まれたのが集団的自衛権という考え方だった。今後、人類は集団的自衛権の是非を巡って議論がおこなわれるようになるだろう。集団的自衛権が否定されるようになると、日本国憲法の第9条が示している考え方が、世界の中に広がる可能性が強く生まれる。ぼくはそう考えている。今回の話では、こういういことは語らなかった。一つに話から次の話が生まれる。そう思っている。

自分の果たした役割も含め、印象深い9条平和まつりになった。


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雑感,出来事

Posted by 東芝 弘明