岩出市の中をまわって感じること

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朝から岩出市へ。この街は、住宅開発がどんどん進み、いまも家が増え続けている。農地を買いに来る業者が今もあり、旧市街地では、古い家が取り壊されて、ミニ開発による住宅が増えている。なぜ、岩出が住む場所として選択されているのか、もう少し深く知りたくなった。
対話をすると、「12年前に和歌山市から来た」とか「21年前に岸和田市から来た」とかいろいろな話が出てくる。昔から岩出に住んでいる人は少なく、多数の方々は岩出市に移り住んできた人だ。しかし、政治の中心は、旧の住民の方々で移り住んできた方々が政治の舞台で活躍している例は少ない。
政治への関心も少なく「関係ありません」という言葉が跳ね返ってくることもある。市内を走り回っていると個人経営の飲食店の多さに驚く。喫茶店の数もかなりにのぼる。人口が多いということは、商売をする上ではビジネスチャンスが多いということだろう。人口2万人のわがかつらぎ町の住民が地域で消費している金額と岩出市の地域で消費されている金額を比べると、お金の動きは桁違いに大きい。
岩出市は、明らかに第3次産業による消費の街になっており、近隣の市町村の消費も岩出に集中している。橋本の住民でさえ、ときどき岩出市に食事を市に来るというのだから、この影響力は大きい。
「買い物はしやすいですよ。でもそれだけです。それ以外にいいことはありません」
こう話した年輩の女性の方もいた。
岩出市というのは、比較研究する対象としても面白いのではなかろうか。


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Posted by 東芝 弘明