人の話を聞くということ

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毎日、岩出に行っている。今日は雨の中を傘をさして歩き回った。初めて出会う人との話も面白かった。たばこを外で吸っている女の人と話をしていると82歳だという。大正15年生まれだというので、ぼくの母親と同じ年だと思った。生きていればこんな感じなのだろうか。
その人は、とても82歳には見えなかった。話も同じことを繰り返すような感じは全くなく、やり取りも非常にしっかりしていた。庭に植えた木を昨年切るためにはしごをかけて木を切ったのだという。転落すれば骨折間違いなしの状態で作業をするという大胆さには舌を巻いた。
人の人生の話を聞くのが好きだ。人は、自分の生きてきた道を人に聞いてほしいという気持ちをもっている。人は、話したいときもあれば、話したくないときもあるが、聞いてもらいたいときに、熱心に聞いてくれる人がいれば、話は弾む。深く熱心に聞くという行為は奥が深い。ときどき問いかけたりするが、その問いかけが相手の琴線に触れるとき、相手の話はどんどん豊かになってくる。
こちらが、相手に色々なことを伝えたいときに、聞くということが大きな効果を果たすこともある。伝えたければ聞くことがいいというのは、なかなか面白い。一生懸命話をしても相手に伝わらないが、相手の話を聞けば、こちらの言いたいことも伝わっていく。
初めてあった人と話が弾むかどうかは、相手次第。相手が心を開いてくれるかどうかは、会話を交わせば自然と分かる。
多くの人の人生のおもしろい話をもっと聞きたい。


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Posted by 東芝 弘明