配達。気温が次第に下がって

出来事

朝5時に起きて、日刊紙と日曜版を配達した。気温がマイナス4度まで下がるという予報だったので、車で配達することにした。家の外に出ても寒いとはあまり感じなかった。フロントガラスも凍っていない。6時をまわると次第に明るくなってきた。外に置いている車の窓が凍っていた。日の出に向かって気温が下がり、霜が降りているのが分かった。
体を動かし、暖かい車の中にいる時間もあるので寒いという感じはしなかった。
普段はカブで配達をする。単車の方が配達は随分楽だ。カブなら家のポストの前まで近寄れるけれど、車による配達になると、かなりの距離を歩くことになる。

配達をしながら、ポッドキャストを聞く。ぼくのiPhoneは、iPodの役目も果たしているので、大量に音楽とポッドキャストが入っている。聞いている番組の一つが「ラジオ版学問のススメ」。この番組は、2006年からずっと聞いている。ということは7年ないし8年間、聞き続けていることになる。作家や俳優やアスリート、芸術家、映画監督などなど、本を出版している方に蒲田健さんが、インタビューをするというもの。この番組を通じて買った本も多い。1時間以上の話が多いのだけれど、多くの話は、実に自分のためになっていると思う。考えていない分野や知らない分野にいざなってくれることがたくさんある。

最近のお話しの中には、さだまさしさんが出演したものがあり、4000回のコンサートについてたっぷりと語ってくれた。福祉は、平等であってはならないということが語られ、「だって、深い傷を負った人の手当は手厚く行わなければならないでしょう」という意味のことを言い、「平等主義は間違いですよ」と言っていた。こういう役に立つ、深い話がたくさん語られる。1時間以上も語る話はありがたいものだと思っている。車で一人で移動するときは、音楽も流さずに、ひたすらポッドキャストを聴くというのが基本的な形だといってもいい。真剣に耳を傾ける。人の話をじっくりと聞く。豊かな内容の話を聞く。面白い。
人は、それぞれの人生を限りなく豊かに生きている。本を書く人の多くは、自分を見つめ、人間との関わりや社会との関係を見て、豊かな具体性をもって生きている。

配達を終わって、家に帰ってくると7時15分を回っていた。パンを焼き、ホットミルクを作って、その中にチョコレートを溶かし込んだ。チョコレートは若干ムラムラになったが、ホットミルクチョコレートになった。パンを食べながら、「赤旗」に載っていた浅田真央ちゃんとキム・ヨナちゃんの記事を読んだ。心が温まるいい記事だった。


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出来事

Posted by 東芝 弘明