戦争法反対、街宣しました

出来事,議員の活動

自宅のある地域の細い道から広い都市計画道路に出ると、滑走路のような直線の道が水道事業所まで続いている。この道に入ると空と道と南北の山々が一望できる。強い日差しと青い空、光を跳ね返す道路には、真夏を思わせる空気感があった。
「今日は暑くなる」
そういう言葉が浮かんできた。エルの字に曲がるコーナーをへて、直線の先にある国道24号の信号を渡り、さらにまっすぐに伸びた道の突き当たりを右に曲がると日本共産党紀北地区委員会の事務所のすぐ近くでる。
事務所に着くと宮井さんが、ノーネクタイだが上着を着て座っていた。
戦争法反対の街宣に行く。これが今日の日程だった。まずは、妙寺方面に行き、後半は笠田方面に戻ってきた。演説回数はそれぞれ2回。

ぼくは、法案提出に至る経緯を訴えた。
今回の法案は、昨年7月1日の集団的自衛権行使容認の閣議決定に始まる。安倍政権は秋以降、日米安保条約のガイドライン改定に取り組み、4月27日に全面改定した。29日、安倍総理がアメリカ上下両院合同会議で演説し、ガイドラインの具体化として「必要な法案の成立を、この夏までに、必ず実現します」と約束した。これに基づいて国会に提出されたのが今回の法案だ。

演説はここから始めた。

法案の特徴を示す中で、まずPKOが危ないことも訴えた。すでに日本は、PKOに自衛隊を派遣している。今は土木工事などに従事している。しかし、この法案が可決されると、自衛隊は治安活動に入り、駆けつけ警護も行うようになる。PKOで年間3500人の戦死者が出ている。自衛隊員でまず戦死するのはPKOという指摘を行う専門家もいる。

とも訴えた。

かつらぎ町出身の自衛隊員の中には、イラク戦争のときにサマワに派遣された隊員もいる。私たちは、自衛隊員の命を守りたい。
ということも訴えた。

後半は、
第2次世界大戦、日本の侵略戦争は、広島、長崎への原爆投下を受けて終わった。和歌山も大阪も神戸も空襲をうけ焼け野原となった。日本国憲法と憲法第9条は、侵略戦争の反省の中から生まれたものだった。もう2度と戦争を繰り返してはならないという思いが、憲法9条には込められている。
日本は、軍事的な国際貢献を行うのではなく、この憲法9条に基づいて平和的な国際貢献を行うべきだ。日本のNGOやボランティアの方々が、危険な地域でも活動しているが、日本は絶対に戦争しない国として信頼されて活動してきた。これらの方々は憲法9条に守られて活動してきた。
と訴えた。

最後にこう締めくくった。
戦前は、国民主権がなかった。国民は赤紙一枚で戦争にかり出された。国民主権のない中で政党の中では日本共産党が唯一人戦争に反対した。でも、今の時代は違う。今の時代は国民に主権がある。国民の圧倒的多数が戦争に反対すれば、戦争法案は止められる。今日本は戦争か平和かの歴史的な岐路に立たされている。よく考えて欲しい。日本共産党といっしょに戦争法案に反対して欲しい。憲法と憲法9条を守って、平和な日本をつくりましょう。

お昼は、かつらぎ西パーキングに行ってお昼ご飯を食べた。カツ丼650円。美味しかった。


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出来事,議員の活動

Posted by 東芝 弘明