かつらぎ民報の作成 2005年4月25日(月)

出来事

午前中、事務所で会議。下村衆議院2区予定候補から、下津商工会で50分懇談した話を聞かせてもらった。合併で商工会議所と商工会がいっしょになるかどうかが問題として浮上しているようだ。しかし、いっしょになるには、合併とかではなく、どちらかが組織を解散して、財産を委譲しなければならないようだ。ただ、最近の法改正で、自治体が合併したからといって商工会議所と商工会がいっしょになる必要はないようになったらしい。
構造改革のもとで、地域産業が衰退し、危機に直面している中で、活路を模索する動きが強まっているようだ。懇談会では、タンカーの造船などの実態も話されたようだ。
午後、橋本のはがきの作成をおこないうために、過去に買ったDTP Worldを事務所にもっていって、はがきのレイアウトを参考にした。なかなかいいのがなかったので、名刺のデザインを見ていたら、参考にできそうなのがあった。
斬新なデザインを導入するために、デザインに関する講座などを受けてみる必要を感じる。和歌山市にある機関紙宣伝センターが、「来ていいよ」と言ってくれているので、今年の夏、お言葉に甘えてお邪魔しようと思っている。もう1ランク上にスキルアップしたい。
この作業が終わってから、「かつらぎ民報」の作成に取りかかった。印刷を今週中におこない、配布できるようピッチを上げたい。
昼前に事務所でテレビをつけるとJR福知山線の事故のニュースが緊張感をもって報道されていた。
事故が発生したのは、25日午前9時20分頃のようだ。事故を起こした電車は、宝塚発同志社前行き上り快速電車(7両編成)だ。右カーブを曲がらずに脱線して転覆、1両目の車両と2両目の車両がマンションに激突し大破した。事故現場は、兵庫県尼崎市のJR福知山線尼崎—塚口間だという。1両目の車両は、横に押しつぶされ、原形を留めていない。夕方のニュースでは、乗客50人が死亡をしたと報道していた。けが人は400人を超えるという報道もある。
安否を気遣い不安が募っている人々が、病院をまわり、名前を確認できずに、遺体が安置されている場所に行き、それでも確認できないという話も伝えていた。まだ電車の中に数十人が閉じこめられており、現在生存を確認できたのは4人という話だった。
1991年、信楽高原鉄道事故では42人が死亡した。今回の事故はこれを大きく上回った。
事故原因はまだ分からない。

訂正:「1両目の車両は、横に押しつぶされ、原形を留めていない」と書いたが、その後判明したことによると、1両目はマンションの1階駐車場につっこみ、2両目が横に押しつぶされ、原形を留めていないということだ。

亡くなった方々は、鉄道による大惨事など夢にも思わないで電車に乗っていたと思う。鉄道に乗る行為は日常生活そのものだった。仕事関係で移動していた人、病院に行こうとしていた人、同志社大学などに行こうとしていた人、知人を訪ねに行った人、買い物客などなど。
「なぜ、この電車に乗ったのか」
偶然が重なってたまたま電車に乗り命を失った人もいるかもしれない。10年前の阪神大震災で生き延び、やっとの思いで生活を再建していた人が死者の中にもいるかも知れない。
ご冥福をお祈りします。
大量交通機関の事故について、安全軽視の問題を日本共産党は、追求してきた。1985年8月12日に発生した日航ジャンボ機の事故の時も、食い入るように画面を眺めていた。この時は、事故原因が明らかになるにつれて、安全上の問題がクローズアップされた。
JR和歌山線などは、赤字を理由に保線の点検作業を減らし、運転手に異音を察知することを義務づけている。駅から人を減らし、保線の人間の多くを委託に切り替え、改善を要求したら赤字だからという理由を前面に押し出して説明する。もちろん、安全確保は、しなければならない義務なので、保守点検作業を減らしても、安全は十分確保できていると胸を張る。
大量交通機関が事故を起こすことは許されない。飛行機にしても列車にしても一度事故が起これば大惨事になる可能性がある。
ローカル線になればなるほど運転手一人、車掌なしという体制をJRはとっている。安全をケチる先に大惨事が口を開いて待っている。
今回の事故の背景に安全軽視が横たわっていないことを祈る。この問題がもし事故とクロスするようであれば、他の場所でも大惨事が起こる可能性があることになる。
安全軽視という悪夢よ。
事件とリンクしないでくれ。

出来事

Posted by 東芝 弘明