真田丸に触発されて

雑感

3月議会の準備中に、自分の書斎の本棚から椎名誠さんの「活字博物誌」を引っ張り出して読み始めた。この人の本の中には、読み始めたら楽しくなってくる本がある。サバイバル関係の本がいろいろ紹介されていて、読書欲がそそられる。本は、読み始めると全然知らない世界へと案内してくれることがある。
調査という方法が、議員になってから身についてしまったので、本に書かれていることから調べることが始まることも多い。この本を読み始めたので、「15少年漂流記」という有名な本はやはり読んでみようという気持ちになった。

そうそう、「真田丸」が面白いと思っていると、「和歌山民報」で橋爪さんが書かれているコラムに出会った。今九度山はこの「真田丸」のブームにあやかってものすごい人が観光で集まっている。「和歌山民報」のコラムでは、村山知義さんの「忍びの者」の後半が真田十勇士のことを描いていることが紹介されていた。自分の家の本棚にも「忍びの者」が、随分昔から背表紙を見せて並んでいる。石川五右衛門のことを描いているのは知っていたが、このシリーズ本の後半が真田十勇士を描いていることは知らなかった。書いていると恥ずかしくなった。

せっかくだから読んでみようという気になった。
「真田太平記」も読んだことがないので、池波正太郎さんのこの作品も読んでみようという気持ちになっている。池波さんのことだから、「藤枝梅安」のような面白さがあるような本だろうと思われる。今年は、池波さんという文章の達人にお会いしたいと思いはじめた。


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雑感

Posted by 東芝 弘明