目医者に行った

出来事

メバチコになったと思ったので、「ロー○○薬」の市販目薬を差していた。妻が出してきた目薬は、オレンジがかった色をしており、何だかきゅっと捻って使う使い捨て目薬なので、衛生的だし効きそうな感じだった。
「寝る前にも差しよ」
妻の忠告は大事にしなければならない。
議会の最終日も差して、次の日も差していた。2日目の夜、ものすごく目やにが出はじめた。「しめしめ効いてきた」と思いつつも、目から涙のように垂れてくるのが嫌だった。

お風呂に入り洗い流してテレビを見ていると、また妻が言った。
「寝る前に目薬差すんやで」
「差すけど目やにが出てきて大変や」
すると妻が驚いた声を上げた。
「えーっ、それ、薬おうてへんやんか」
「えー、効いてるで。直ってきてるから目やにが出るんやろ」
「違うやんか。あほか。子どもみたいやな。薬がおうてへんのや。もう差すの止めり」
「そうなんか」
「明日、お医者さんのとこ行って、見てもらわな。目は一生のことやから大事にせんと」
「わかったよ」
「絶対、お医者さんに行かなあかんで」

ポンポンポンポン、歯切れのいい会話だった。

その晩は目薬を差さずに寝た。目やにがものすごく出てきて、朝起きると右目の瞼と瞼がくっついていた。
気持ちが悪い。目やにを取り、顔を洗ってようやくましになった。

お医者さんに行き、炎症を抑える点眼薬と抗菌の点眼薬2つを出してもらった。
「メバチコではないですね。人にはうつりません。結膜炎を起こしています」
なるほど。
使い始めると直ってきた。目やにも少なくなった。
目のことなので、めでたし、めでたし。


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出来事

Posted by 東芝 弘明