毎日ブログを書いていると

雑感

毎日ブログを書いていると記事を書くことに悩む日がある。1日の出来事を綴るということに徹していれば、書くことに困ることはない。しかし、日常生活を赤裸々に書くということになると、家族の生活が表に出るということになるので、「お父さん、私のことは書かんといて」という小学生だった娘の発言をきっかけに、家族のことにはほとんど触れないことにしてきた。

そのときから、出来事をリアルに書き留めるという形からブログが変化してきた。思っていることを中心に書くという形になってくると、考えがまだ深まらないテーマを書けなくなるので、ときどき、「うーん」とうなってしまうことが起こる。
今日もそういう日になったので、テーマが決まらない日があるということを書いてみようと思った。
テーマが決まらないことを「テーマ」にして書くという裏技は、本当は1回だけしか通用しないだろう。
でもうまく誤魔化すことはできるかも知れない。「テーマ」が決まらないときの書き方については、おそらく10ぐらい、バリエーションを書けるような気がする。毎日、日記を書くというのが、ブログの本来の姿なのだろうが、他人の日記を面白がって読むというのも、少し変な気持ちがする。

出来事を書く場合、
今日はこんなことがありました。そのあと、こういうことをして、次にこういうことをしました。
これが出来事を書く場合の一番簡単な方法だろう。
でも、こういう文章は、何だか書きたくない。

出来事を書くのであれば、たとえば、

コンサート会場に少し遅れていった。玄関にはもう人が誰もいなかった。
「こういう状況で会場に入るのは少し嫌だな」
こんな思いが浮かんできた。
ドアを開けると客席に少し光が入った。「申し訳ない」
やっぱりこういう気持ちになった。

こういう書き方をしたい。出来事を説明口調で書くのではなくて、描写したいという気持ちになる。

考えをまとめて書く場合、どうしても少し堅苦しい文章になる。集中してくるとさまざまな視点で「テーマ」を論じたくなってくる。そうなると時間がかかる。書き始めて気がついたら3時間もブログを書いていたということもざらにある。
こうなってくると眠るのが遅くなるので、最近はこうならないようにしている。
書くことがないという思いから始まったこのブログ。そろそろ終わりにしないと寝不足になる。


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雑感

Posted by 東芝 弘明