シンママ応援団の本、2冊普及できた

雑感,出来事

「あの本買いましたよ。読みやすいですね。今度誰かに読んでもらいたいです」
職員がそう言ってくれたので、
「買ってもらった方がいい」
そう言った。
大阪シンママ応援団の本、『シングルマザーをひとりぼっちにしないために~ママたちが本当にやってほしいこと~』を2冊普及した。子どもの貧困に真剣に取り組みたい人は、この本を読んでほしいと思いはじめている。昨日はAmazonのページを印刷してファイルに綴じた。共産党の議員に普及するために、このページをコピーして会議で配ろうと思っている。もちろん、「買ってください」という人には、Amazonでぼくが購入する。この本の絵がいい。薦めることが楽しくなるような本だ。

(このBlogを書いていると後の方で雨の音がし始めた。天気予報どおりだ。朝雨が降るとなっていたが、新聞を配りに出た時点では晴れていたので、「これはいい」と思っていたのに。今日は旧那賀町にビラまきに行くことになっている。朝9時30分には、この雨が上がっていてほしい。そう、「天気予報よ、はずれろ」だ。)

一般質問の準備の仕方は、ぼくの物事に対する研究の仕方とほぼイコールになっている。一般質問の調査の仕方を通じて、ぼくの学び方が確立されたというような感じがある。物事に取り組むときには、取り組む前の時点で、その物事に対する認識がある。取りかかる前の時点での認識をAとすると、質問に立つ時点で認識はBに発展している。今までの質問で質問前の認識と質問時の認識が同じだったことはない。
なぜ違うのか。
違いを形成してきた力は調査にある。現場は、住民のいる場所と施策を実行する場所、つまり行政の2か所がある。現場に足を運ぶというのは、この2か所ということになる。もちろん行けない場合は、電話による取材ということになる。この電話取材にも蓄積があり、行政を中心とした取材にもさまざまな思い出がある。調査は、そういう内容をもち、研究は資料の収集と資料の読み込みにある。
インターネット検索でさまざまな資料を手に入れ、同時に必要な本を集める。ネット検索がこの場合も力を発揮する。大学生のコピー&ペーストがよく批判されているが、内容を吟味もしないで、こういう方法を取ると、ものすごく薄っぺらいものが実現する。ネットで検索した後は、ひたすら読む。資料を読み込んでいけばネットで得た情報は極めて役に立つ。これで質問をしたことはたくさんある。何度も書いたが研究の中で関係する本を読むのが一番大きい。質問に向かう過程で読んだ本はたくさんある。「この1冊を通じてこの質問を組み立てる」ということは極めて多い。

調査と研究をしていると、テーマに沿って考えはじめるので、歩いているときや車に乗り込んだとき、車から降りるときなどに閃くことがある。そういうひらめきを大切にして、行政とのやり取りを深めていくことも多い。こういうプロセスを経て質問が形成される。調査と研究をへて、認識はAからBへと発展する。この認識の発展が質問の核を形成する。言い方を変えれば、調査と研究を通じて準備すれば、発見のない一般質問にはならない。準備前の認識と質問時の認識が大きく違うからこそ、質問に迫力が出ると思っている。

『シングルマザーをひとりぼっちにしないために~ママたちが本当にやってほしいこと~』から得たことはものすごく大きかった。この本を読めば、共産党議員の子どもの貧困に対する認識は大きく発展する。そういう思いがあるのでぜひお薦めしたい。

(注:今日のブログは7月1日の朝5時から書き始めました。でも日付は6月30日の午後23時台に変更したので、時間軸がずれています)

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Posted by 東芝 弘明